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山スキー、すでに賞味期限切れ
山本恵昭 投稿日:2023年05月07日 00:07 No.157
雪が少な過ぎ。山スキーはすでに賞味期限切れ!

昨年のGW、山スキー、イワナ釣り、焚き火と、楽しかった北ノ俣岳真川源流。今年もと、目指したが、、。

5月3日、飛越トンネルから入山。昨年長靴をデポした場所に着いても雪がない。1750mほどから、やっと雪が出てくるが、途切れ途切れ。
長靴のまま、寺地山に着いてびっくり。今回滑ってやろうと企んでいた太郎山西尾根は、途中から笹っ原。北ノ俣岳西面も、しかり。
このまま、寺地山北尾根を滑り降りても、真川源流に着くまでに薮こぎ確実。
仕方がないので、黒部側の雪とイワナに期待して予定変更。北ノ俣岳避難小屋の近くでツエルト泊。

4日、なんと、北ノ俣岳山頂まで、長靴登山。
スキー靴に履き替えて、いざ行かん!
広大な斜面を、赤木平に向けて滑り込む。快感!最後は直滑降で勢いを付けて、できるだけ丘の途中まで登り上げ、大休止。
だだっ広い赤木平、たおやかな北ノ俣岳と赤木岳。いつ来ても、最高の場所。景色に酔いしれる。
赤木沢側の斜面をトラバース。赤木沢出会に落ちる尾根を滑り下りれないかなと思ったが、すでに薮。ならばと、尾根を乗り越して北斜面を偵察。なかなか良い斜面を見つけた。気持ち良く滑っていると、しだいに狭まり、小さな谷となる。なんとか黒部川までと思いながら下るが、あと標高差200mくらいのところで、谷割れしていて断念。
長靴で登り返し。休み休みゆっくりと景色を堪能。
北ノ俣岳を越えて、飛越新道を下る。途中から、無理やり雪田をつないで、スキーで 泊地へ滑り戻る。

5日、長靴下山。暑い。
この3日間でスキーを使ったのは、実質1時間弱。使わなかった荷物は、釣り道具、タープ、シール、クトー、ピッケル、アイゼン。
「これじゃ、まるでボッカ訓練や」と愚痴る自分を、「大好きな赤木平に行けたんやから、良しとしよう」となだめながら、汗だくでひたすら歩く。1粒で3度美味しいはずが、ほろ苦い1粒となった。

下山後は、富山に行ってホタルイカ掬いのリベンジと思っていたけど、全く接岸していない様子。
諦めて、ひだ宇宙科学館カミオカラボへ。ニュートリノについて、2時間ほどかけて説明文を咀嚼するが、やはり凡人には難しい。
次は、高山山岳資料館。昔懐かしい山道具のオンパレードと動植物の標本。結構面白かった。




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