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コキクモ
相良真佐美
投稿日:2023年10月25日 21:00
No.971
京都市伏見区 巨椋池干拓地のキクモあるいはコキクモについては、伊吹寛子さんが昨年夏に見つけていました。
その報告として、近畿植物同好会会誌 第46号 (2023)に「伊吹寛子:2022年 巨椋池干拓地で出会った植物について」の「6.キクモあるいはコキクモ」で述べています。
その中で、キクモとコキクモ区別の仕方として、角野康郎著「日本の水草」(文一総合出版2014)から、キクモの果柄はほとんどなく、コキクモの果柄は2~10mmで、区別するには果柄の長さしかない、とありました。
採集した標本はどちらとも言い難く、伊吹さんは大阪市立自然史博物館学芸員の横川昌史さんに相談し、博物館の標本と比較することになりました。
今年の1月12日に私も加わり、標本庫のコキクモの確認をしました。そして、持参した標本を横川さんが、角野康郎先生へスキャニングデータをメールし、同定をお願いしました。
しっかり確認するために、果柄が発達する秋に、巨椋池干拓地に横川さんと再度確認に行くことを約束しました。
後日、角野先生からは、コキクモとのご返事をいただきました。
秋になって、10月23日、京都市伏見区 巨椋池干拓地へ、横川さんと、伊吹寛子さんとで行きました。
コキクモは、稲刈りのダメージで少なくなっていましたが、いつもの場所にありました。
確認すると、ほとんどは果柄があり、ノギスで測定すると、平均3.5mmで、コキクモとしました。
一部で果柄のないのも見つかりましたが、これはまだ若く、これから果柄が伸びるのではと、経過観察することになりました。
観察したサンプルを添付します。
※前掲投稿の標本写真は、大阪市立自然史博物館植物標本庫の標本写真撮影のSNS等への掲載は原則禁止となっていますので削除しました。
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