近畿植物同好会 掲示板
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京都府北部に帰化したミツバフウチョウソウ
植村 修二 投稿日:2023年09月15日 12:22 No.861
 先日、来年度の近畿植物同好会の観察会の候補地探索で、京都府北部の下見に参加しました。

 その際、京都府北部の植物相(フロラ)に詳しい澤田 徹さんが参加されました。

 この近く?でミツバフウチョウソウCleome trachysperma (Torr. et A. Gray) Pax et K. Hoffm.が見つかったらしい情報がネットにありましたので、そのことを澤田さんに話してみました。

 その後、澤田さんから「おそらくここだろう」と連絡があり、昨日<2023年9月14日>、現地に連れて行ってもらいました。

 「この辺かな?」、そう澤田さんが話して細い道を入っていくと、砂地の畑が広がっており、キレイに耕耘され、所々で乾燥した刈り取りされた雑草が燃やされていました。

 「来るのが遅かった」と思った瞬間、「この草じゃない?」と澤田さん。近寄ってみると北米からメキシコが原産のミツバフウチョウソウでした。畑の周囲を歩いてみると何株か残っていました。

 ミツバフウチョウソウは牧野図鑑に図があることから、たいぶ以前に日本に入ってきている植物です。

 この畑にしか見られないようで、どうしてここに生えるようになったか、じっくり見てみましたがわかりません、オオブタクサもこの畑に見られました。

 ここに定着した理由はハキリしています。原産地の環境とよく似ているからでしょう。


 原産地であるソノラ砂漠で撮影されたミツバフウチョウソウ
 
 https://cabezaprieta.org/plant_page.php?id=2265

 

 




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