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大阪公立大学私市植物園で見たコウホネ類
植村 修二
投稿日:2023年07月29日 15:09
No.769
お隣の枚方市が最高気温38.6℃を記録した昨日<2023年7月28日>、近畿植物同好会の観察会の下見と打ち合わせで大阪公立大学私市植物園に行きました。
下見と打ち合わせを終え、午後に水草栽培のエリアを見て帰りました。
ここではじめて2種のコウホネ類の開花を見ることができました。
1つは、今年、この掲示板で話題になったヒメコウホネNuphar subintegerrimum (Casp.) Makinoで、もう1つがネムロコウホネN. pumila (Timm) DC. var. pumilaです。
ネムロコウホネは、日本では北海道から本州北部に分布しているもので、こんな酷暑の時期に元気に育ち、花をつけているのが驚きでした。
ここに勤めておられた立花吉茂氏の著書、文研出版の水草?には、ネムロコウホネには黒星★がついていて、栽培困難となっていたように記憶しています。間違っておればごめんなさい。
ネムロコウホネは、サイコクヒメコウホネ?
藤井俊夫
投稿日:2023年07月30日 06:18
No.770
●ネムロコウホネは、抽水葉が着かないはずです。写真では、浮葉が見当たらず、抽水葉のみで、葉の形状もネムロのような長楕円形(ジュンサイの葉に切れ目を入れた感じ?)ではなく、サイコクのような矢尻型です。
植栽の区画は、他の植栽植物と全て水路でつながっています。多分この水路を通じて、近隣の区画に植えていた他のコウホネ類の種子が侵入して繁殖したのではないでしょうか?
また、掲載されているラベルは古く、現在のヒメコウホネの形態や分布(三重県の伊勢志摩地方周辺に局限される)とも異なっています。
最新の分類体系を反映していないと思います。(以下の近植の投稿を参照。産地が不明なので、DNA判定が必要と思います)
★近植の志賀君の報文を参照のこと
志賀 隆・角野康郎,2005.ヒメコウホネ(広義)の分類と生育地の現状について.分類 5(2):113-122.(in Japanese)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunrui/5/2/5_KJ00004651874/_pdf/-char/ja
志賀 隆,2010.水生植物コウホネ属(スイレン科)における「種」のあり方について.近畿植物同好会会報 109:13-15
●六甲高山植物園に植えている河骨は、サイコクヒメコウホネ? 藤井俊夫 投稿日: 2023年06月05日 23:02:04 No.675 【返信】
●サイコクは、雑種なのでDNA判定が必要です 藤井俊夫 投稿日: 2023年06月07日 19:51:04 No.679 NEW!!
●サイコクヒメコウホネです 藤井俊夫 投稿日: 2023年06月10日 16:42:36 No.690 NEW!!
昨日は、私市植物園で夜間開園(無料開放)があったので、遊びに行こうと思ったが、暑さで挫折した。
今日は、これから武田尾の観察会(申し込みが20人ほどあったが、暑さで辞退者が続出)
辻本 穣
投稿日:2023年07月30日 13:02
No.771
植村 様、権藤様
金曜日は暑い中、打ち合わせの為にご来園ありがとうございます。
興味深いお話ばかりで、観察コース下見でも暑いのを忘れるぐらいでした。
当日は、楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
藤井 様
ご指摘ありがとうございます。
こちらでも再調査したいと思います。
昨日は、夜間開園でメタセコイアのライトアップをしていました。
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