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ヤマユリ
西村徹也
投稿日:2023年07月19日 22:54
No.759
本日、2023.7.19(水)、金剛山の麓(千早赤阪村)を歩いてきました。
山道に、ヤマユリ(山百合)の花が咲いていました。
*ヤマユリ{ユリ科、ユリ属}
【写真】;ヤマユリ
ヤマユリ、テッポウユリ、園芸のシンテッポウユリ
藤井俊夫
投稿日:2023年07月20日 13:42
No.760
Lilium:
世界に約100種。北半球の温帯地域に分布する。東アジアに60種。北米に30種。西欧に20種。
欧米では、東アジアのユリを交配して作出したオリエンタル・リリーとして流通しています。
●ヤマユリ(Lilium auratum Lindl.)
日本固有種。東北から近畿地方まで分布する。古来から花の美しさが鑑賞に用いられ、万葉集にも読まれている(万葉集:巻20-4369)
楽しい万葉集site
https://art-tags.net/manyo/flower/yuri.html
ヤマユリは、30年ぐらい前に奈良県の和佐又山で見た記憶があります。
伊豆諸島には、変種のサクユリ(L. auratum var. platyphyllum Baker)が分布する。世界最大のユリとして有名。カサブランカなどの園芸品種の原種である。
●テッポウユリ(Lilium longiflorum Thunb.)
日本の九州南部、琉球列島、台湾の海岸近くに分布する。
インドからビルマ周辺にかけて分布する Lilium wallichianum Schult. & Schult.f.と、同一種とする見解もある。
台湾には、変種の(var. scabrum Masamune)が分布するらしい。
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=240001418
●タカサゴユリ(Lilium formosanum Wallace)
テッポウユリに非常によく似ている。花被片外部に紫の筋が入ることやん」葉が細いことで、ようやく区別できる。
台湾の海岸から3500mの山地まで広く分布する。
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=200027716
★最近テッポウユリとタカサゴユリを交配して作出されたシンテッポウユリ(Lilium x formolongo Hort.)が、野外に多数逸出して問題になっています。
種子から1年で開花結実し、種子は風散布で崖の上でも定着できます。自然の崖地状に生育した場合、除去は不可能です。
また、日本在来のユリとの交配により、遺伝子汚染が危惧されています。
樋口幸男。2016.恵泉 花の分化史(11)帰化植物としてのシンテッポウユリ。恵泉女学園大学園芸文化研究所報告:園芸文化12.
https://core.ac.uk/reader/236345556
●ヤマユリの参考文献
河野昭一(監修)植物生活史図鑑III.夏の植物1.北海道大学出版会。3000円。
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