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巨椋池干拓地のオランダフウロ
伊吹寛子
投稿日:2024年02月04日 09:41
No.1099
全然珍しくない、投稿するのも気がひける植物ですが、近くの京都市伏見区の巨椋池干拓地でオランダフウロの群生が見られました。干拓地内はかなり歩いているとは言っても、600haもある全体のほんの一部ですので、他でも見られるかもしれません。ただ、2001年(坂東忠司et.al)、2012年(松本仁et.al)の巨椋池干拓地調査の記録を見ると、坂東氏の記録にアメリカフウロ、ジャコウオランダフウロ、松本氏にアメリカフウロは見られますが、どちらにもオランダフウロは見られません。と言っても、あちこちで見られる、特に珍しいものではないですね。
私にとって興味深かったのは、ある一カ所のみで田圃の連続する2区画ぐらいに沿って数十メートルに亘って、農道と農機具を田圃に下ろす斜面に写真1にみられるように群生していたことで、そこを通り過ぎると目下は全く見られないことです。また、オランダフウロは草むらで紫がかったピンクの可愛い花を見たことがありますが、冬の雑草が少ない農道ではキレイなロゼットを悠々と広げ、大きなものではロゼットが径50㎝ほどあります。そのロゼットの中央に蕾が固まっている様子、そこから蕾をつけた茎が立ち上がり(葉は無い)、花をつける全体像を初めて見たものですから、ご紹介したくなった次第です。写真はいずれも2024年1月9日です。
写真1:繁殖状況。農道上の緑はすべてオランダフウロ。畦もほぼすべてオランダフウロ。
写真2:ロゼットを真上から
写真3:少し若いロゼットの中央。花柄が立ち上がる前の蕾の塊が見える。
写真4:花
写真5:蕚の先端に突起があり、その先に1~2本の刺毛が見られる。
写真6:果実
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