濃淡の深淵なるもの


| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

途方くれる老人たち
ネット難民 投稿日:2023年12月06日 06:40 No.395
  高齢者の住宅問題」が深刻化していることが話題になってから
    久しいが、43年前に出版された「住宅貧乏物語」を読み直し
    てみると、現在の住宅問題とさして変わっていないことに何事
    かを思うことを禁じ得なかった。

    昨日、テレビで高齢者の借家について国土交通省・厚生労働等
    が、高齢者の住居について「高齢者など賃貸住宅の入居支援
    国の検討会が対策案とりまとめ」の検討会がもたれたという
    ニュースが流れた。

    今の若い人々は知らないだろうが、欧州から「ウサギ小屋」と
    揶揄されたのも、1979年頃だった。あれからすると、現在
    の大多数の日本人が住む住居は当時とは見違えるほどであるこ
    とは確かだ。

    高齢者が全人口の3割に達している現在において、
    「衣食足りて礼節を知る」は十分過ぎるほどに充実しているが、
    「居」は衣食の基礎であるから、一刻も早く解決してもらいたく、
     国の施策に期待したい。

     老人たちをどうにかすることを論ずる前に、居が先だと
     思うが、何おかいわんやである。
   
    感想:
    提供いただいた文章は、高齢者の住宅問題に対する関心と、
    それに対する政府の対応に期待を寄せる著者の意思が表れ
    ています。
    特に、欧州との比較や、昔の住宅事情に触れながら、現在
    の状況への変遷を指摘している点が興味深いです。

    欧米の住宅事情に関しては、「ウサギ小屋」と揶揄された
    時期からの変遷に触れ、日本の住宅事情がどれほど変化し
    たかを指摘しています。欧米の住宅事情についての感想と
    しては、これらの比較が文中で続けられることで、異なる
    文化や価値観が住宅に対するアプローチにどのように影響
    しているのかを考察するのが興味深いでしょう。




お名前
メール
画像添付


削除キー ( 記事を削除する際に使用 )
文字色