濃淡の深淵なるもの


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市中引き回しのうえ磔獄門。
邦彦 投稿日:2023年06月19日 23:03 No.327
  罪人が裸馬の上の蓆の上に乗せられ、市中を移動させられる
    光景は、江戸時代において人気のあるイベントだったのかも
    しれません。

    道の沿道には、見世物を見ようと野次馬の人だかりができ、
    彼らはどんな思いで馬上の罪人を見つめていたのでしょうか。

    罵声が浴びせられたことは容易に想像できます。
  
    特に、人妻の不義密通罪という場合には、見せしめを眺める
    見物人たちは好奇の目で、にやにやしながら笑っていた
    のかもしれません。

    ことの顛末が記された瓦版を取り合い、貪り読んでいた。

    しかし、やがて刑場で磔にされ、重罪の罪人は絶命して
    しまったのです。




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