(公社)日本ローイング協会(安全)インシデントレポート掲示板
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艇どうしの軽微な接触インシデント
安全環境委員会:栗林健太郎
投稿日:2023年02月26日 10:56
No.436
インシデントレポート投稿フォームより投稿をいただきましたので共有させていただきます。
【事実経過】
場所:人工コース
日時:2023年2月16日木曜日午前9時00分ごろ
天候:晴
視界:良好
関係する艇:【艇A】1X (社会人、女性)
【艇B】2- (大学1年生、女性)
人的損害:なし
物的損傷:なし
【状況】
関係艇A(以下A)は2000m以降の地点の6レーンと回漕レーンの間付近をSR18-20のユーティリゼーションで2100m方向に航行。同一レーンを先行していた関係艇B(以下B)は2100m地点を過ぎたため、転回を開始。
2100m地点過ぎの転回エリアで転回中のBのストロークサイド側のテール先端部分にAのトップボールが接触した。
Bは転回中にAの接近に気付き声をかけ、Aは声に気付きブレーキをかけ止まろうとしたが、止まり切らずに接触。幸いAのスピードが大きく減速していたため、かする程度の接触で終わった。2艇とも転覆なし。
接触後すぐに、A・Bがお互いに怪我や艇に傷がないかを確認。お互い怪我や艇に大きな損傷がなかったため、練習を継続した。
練習終了後、Aのコーチが改めて双方の当事者に怪我の確認と艇の損傷の確認を実施し、A・Bともに怪我や艇の故障・損傷がないことをあらためて確認した。
【原因と対策】
本件はA艇の「後方注意エリアでの注意不足」に加え、B艇の「転回の際の手際と声がけの大きさとタイミング」に問題があったために発生した接触事故であった。
今後このような事故を起こさない為にも、航行ルールの認識、順守の徹底に加え、より一層周囲確認に細心の注意を行っていかなければならないと考える。
当該所属チーム内での「注意喚起」の徹底を双方で確認し、今後もより安心安全な練習環境構築に貢献できるよう取り組んでいく所存である。
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