投稿画像
投稿者:管理人
[690] Re: ここは何処?3-3 投稿者: 快速つくばね 投稿日:2021年 8月26日(木)18時59分33秒 通報 返信・引用 編集済  3-3の解答です。  写真1は、成田線我孫子支線、我孫子-東我孫子間のC57+C58の牽く旅客列車です。今でもこの付近を車で時々通りますが、50年の間に樹木が伐採され住宅地として整地されたので、線路の両側には住宅が立ち並び、この撮影場所を特定することができません。成田線の各駅のホームには、腰ぐらいの高さのベンチ風の設備がありました。これは担ぎ屋さんがホームで列車待ちする場合に立ちながら荷物を置く通称「行商台」と呼ばれていました。これらの台は、使用されなくなってからも行商組合のものでJR の所有物ではないので、ホームの改修時にも撤去されなかったようです。  成田線、常磐線を経由するこの列車と1982年2月14日に廃止された京成電鉄の野菜行商専用列車、通称「なっぱ電車」(正式名は「嵩高荷物専用車」)および2020年3月13日に廃止された近鉄の「鮮魚列車」を日本の三大行商人用貸し切り列車と呼べるのではないかと思っています。  写真2は、表紙と同じ川越線、指扇駅付近の2484列車です。指扇駅近くに住んでいる友人がいるので場所を問い合わせたところ、さいたま市側の荒川土手の道路を北側から見たものであるとの回答がありました。  投稿番号[688]「 ここは何処?3-2」で解答しました川越線と同じ線ですが、参考にリンクしましたJR川越線荒川橋りょう改築工事の概要(国土交通省関東地方整備局)の中の画像の『現況(左岸側)』がこの画像と同一場所、『現況(右岸側)』が、3-1上段の南古谷側の下流方面から撮った画像となっています。川は、河口方向に向かって左側を左岸、右側を右岸と呼ぶようです。見比べてください。どちらもGoogleマップのStreetViewで荒川の堤防上の道路と川越線の交点に照準を合わせれば、最近の状景を見ることができます。  写真3は、足尾(貨物)線、間藤-足尾本山(ほんざん)間です。足尾線は、現在「わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線」となっていますが、国鉄時代は、桐生-足尾本山間(46.0km)の路線で、旅客列車は間藤までで間藤-足尾本山間(1.9km)は貨物のみの営業となっていました。1987年まで国鉄が貨物線として営業しましたが、一旦JR東日本に継承され1989年に廃止されるまでは休止状態のままでした。わたらせ渓谷鐵道に移管されてからは、免許線(未開業線)となりましたが、1998年に免許が失効し名実ともに廃線となりました。結果として一度も旅客列車が走ることはありませんでした。 *写真1:湖北駅に残る行商台 *写真2:『現況(左岸側)』第1種踏切(抜粋)。踏切注意柵のみそのまま使用か。 *写真3:50年前の写真2と同じアングル( No.111の写真2をトリミングして再掲)第3種踏切
投稿記事
画像を拡大