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投稿者:這い寄る邪仙
>>80 霞を食べると言ってもねぇ、別に和の国の人間が考えているようなモノではなくてよ? 朝焼け、日没に山際に見える独特の光景を見て、その空気を吸う事で心の充足を得、それを糧に生きるという苦行ですわ 華仙様のように食に強い魅力を感じて傾倒するのも困りものですけど、そこまで欲を捨てきると外界に興味を持てなくなりますからねぇ……私はあまり良いとは思いませんよ 例に挙げた貴族は狂人の類だったようですから、何を考えたのかなんて私だって知りませんよ ただそういうものを飲食するようになる原因は何も食欲だけじゃありませんからねぇ あれもこれも一度に説明しても長ったらしくなるだけですし、それは今度にしましょうか 鈍いのか何なのか、私の悪意が見え隠れする言葉を聞いていても動じない貴方の方がよっぽど心が広いんじゃないかしら まぁ、良い意味かどうかは知りませんけどねぇ 怠惰が魂にまで根付いてるなんて、貴方人間じゃないんじゃありません? 汗水垂らさず生きていける程強い生物じゃなかったと思うんですけどねぇ ええ、豊聡耳様の才は得難いものですわ だからこそ…… 自分の言葉が文字に記されていつまでも相手の手の内に残っているというのは余り良い気分ではありませんわ 私も必要以上に手紙は書きたくありませんねぇ
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