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投稿者:小心者
13.〔保有水平耐力〕 最後は、保有水平耐力についてです。 ここからは『二次設計』になります。 一次設計で剛性率・偏心率が規定値外の場合には、二次設計(保有水平耐力計算)が義務づけられています。 ここでは、保有水平耐力のほかに、必要保有水平耐力や形状係数(せん断応力度のところで登場する形状係数とは違います)、構造特性係数といった用語を紹介します。 〔地震荷重(大地震時)〕 大地震動時の標準層せん断力は、1.0です※2。 すなわち、設計では、大地震動時に建物に重力加速度と等しい加速度が生じると考えます。 つまり、層せん断力は、建物重量と同じ大きさの水平力になります。 <※2 建物の1階に作用する水平力を、建物の全重量の100%と考え、重量=質量×重力加速度(980ガル)から、1.0×980=約 1000ガル>
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