投稿者:フィンランド国家元帥・マンネルヘイム
ヘルシンキが人類史上最悪の空爆を受ける少し前、
フィンランド国民政府はトゥルクで孤立するタルヴェラ大将を救援することを決定、
マンネルヘイム率いる3万の赤衛軍と6000のフィンランド正規軍は
沿岸スヴェーア共和国を攻撃すると見せかけて一気に南下、
ユバスキュラを通過してラプア=共産連合政権支配地域のヤムサに侵入した。
タウンゼント中将がクオピオに居座って以降、ほとんど目立った動きをしなかったこと、
国民政府直属の軍に攻勢に出る余力がなかったことから、
ラプア=共産政権はヨエンスーとミッケリを巡ってタウンゼントと小競り合いをしていた他、
残る軍をトゥルクのタルヴェラと沿岸スヴェーアに向けており、
マンネルヘイムの攻撃は背後からの奇襲となった。
ラプア=共産政権軍はフィンランド国民政府軍がヤムサを突破したことを知り、
15回目の沿岸スヴェーア共和国の攻勢を中止、オリベシにて一応の防衛体制を固めた。
さらに、ミッケリ方面の軍を救援に動かし、マンネルヘイムの背後を脅かす動きを見せた。
タウンゼントの支援は期待できない。
マンネルヘイムは増援が来る前に速やかにオリベシを抜き、タンペレを占領することを決めた…。