投稿者:フィンランド「国王」ヴァイノ1世
諸君!余はかの偉大なるフィンランド国王モーリッツ1世の兄にして、ヘッセン=カッセル方伯、フィリップ・フォン・ヘッセンである。
諸君、今やスオミは危機にある!
正統な国王は弑逆され、今や国内は左右の区別もつかぬ匪賊の跳梁跋扈するところとなった。
それに加え、聞くところによればソ連との合同を企む勢力すらいる!
なぜ我がスオミが、かくのごとき偉大な王を持ったスオミがこうなったのか。
そもそもなぜ我が弟モーリッツは、その最後の輝きまで王足り得なかったか?
(「それは違う!」「モーリッツ1世万歳!」「先王の兄とて許さんぞ!」との声あり)
それは我がスオミが弱いからだ!スオミが弱い故にこうなったのだ!
我がスオミさえ強ければ、父も弟も王位を保ち、ロシアに腰抜けと呼ばれることもなかったのだ!
我がスオミは強くあらねばならない!
スオミが強くなるには?領土を広げることだ!スオミには本土とカレリアでは到底足らぬ、足らぬのだ!
北は白海から南はアーニネン湖、カレリア、コラ半島、イングリア、エストニア…
地球に存在するすべてのスオマライネンをスオミに!
スウェーデンに比肩し、スカンジナビアの柱石たるスオミを!
余はここに、大王モーリッツ1世の跡を継ぎ、偉大なるスカンジナビア連合王国内のフィンランド王、カレリア王、オーランド公、ラップランド大公、カレワラとポホヨラ卿たるヴァイノ1世にしてヘッセン選帝侯フィリップ1世であることを宣言する!
レニングラードをモーリッツブルクに変えよう!
志願せよ諸君!モーリッツが諸君らを大聖堂より見守っているぞ!
大フィンランドで力を得、しかる後に全ヘッセンを解放するのだ!