投稿者:露瓶
こんにちは。
ROBYN TR-123C のメンテナンスと変調、周波数調整と
回り込み対策改造です。
電解コンデンサーは半数が液漏れが有りましたので、
全数交換致しました。何かが漏れ出て、乾いた跡があれば
NGですので交換して下さい。
TR-123Cは変調をアップすると結構回り込みをしてしま
います。原因は、マイクコネクターから宙に浮いてる
マイクアンプ基板までの信号線が・・・裸線なんですよ。
これはシールド線に交換しないとダメです。ノーマル
状態でしたら、このままでOKですが・・・。
それと、マイク信号ピンに、もう1本裸線が配線されて
おりますが・・・曲者なんです。これはPA用のマイク配線
で、チャンネルセレクターに行って、色々経由してますので
、全く必要が有りません。マイクコネクター裏でカットです。
20cm位の裸線が存在すれば回り込みをしてしまいますね。
123CのPA切り替えはチャンネルセレクターのPAで選択しま
すので余計な配線経由はカットしなければなりません。
TR-123Cの変調改造は、宙に浮いてるマイクアンプ基板で90%
がここで決まります。この基板で変調を高音質化しても、受信
の音質には影響は有りません。AFの信号は2段目に入力される
からです。ここの基板で、オカマ変調から高音質の伸びのある
変調に生まれ変わります。
このROBYNは、親石が最大で4,3KHz上にズレておりました(笑)。
これじゃ~使い物になりません。送受の子石は多少のズレは有り
ましたが大幅なズレは有りませんでしたので、この大幅なズレは
送受信にズレが生じていたと言う事です。それと、歯抜け無しの
改造で、子石の交換を各4個の内、1個を交換しますが、この交換
した水晶は結構ズレが有りますので調整が必要になります。
受信側は10,150MHzで、送信側は10,605MHzになります。数百Hz
のズレは有るはずです。ROBYNはカッコイイです。