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投稿者:関西のT
3題目は水戸近辺の粗造銭座。 画像の左は短足寳写し、右は大字写し。 いずれも砂目が荒く、無刻印、これでもかというくらい火で炙って黒く爛れているのが特徴。 大字写しに至っては花押くらいしか読み取れる箇所がありませんね。 これほど製作が劣り、手順がメチャクチャなものは藩などの後ろ盾のない民間鍛冶屋によるものではないかと予想。 いずれも茨城と千葉の両県から出現しています。 なお短足寳写しに関しては本物よりも大きく、縦49.75mm、銭文径41.05mmあります。 その割には軽いので火に入れたことによる影響だと思います。
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