投稿者:つくば・あべ
オオアリ亜属とミカドオオアリだけのグラフです。
グラフは両方とも、縦軸が触角柄節長で、横軸は頭長です。
左がオオアリ亜属で、赤ムネアカオオアリ、黒クロオオアリ、緑ケブカクロオオアリです。
右は、赤ムネアカオオアリ、青ミカドオオアリです。
オオアリ亜属3種は、若干の差はありそうですが、小型個体ではほぼ同じで、大型個体は離れそうな気がします。更なるデータが欲しいですねえ。大規模コロニーの標本が欲しいものです。採餌活動個体だけを採集しようかなあ。ねえ、こうやん。
弓状というか、弧状というか、Rがあるというか。直線の複合ではなく、連続していますので曲線状ですね。各種とも大型個体群では、触角柄節長がほぼ同じになっているようです。ミカドオオアリは、その傾向が顕著です。
コロニー内で個体数がごく少ない大型個体ですね。グラフでは、横軸が等間隔に並んでいるので、グラフ左の方の1目盛と右の方の1目盛では、意味が違います。10と11の差と50と51の差では、同じ1の違いでも10%差と2%差といえば理解出来るでしょう。こういったグラフを観る時の注意点です。