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投稿者:藤吉功
春を待つ樹木たち。ミカン科キハダの冬芽は、鱗芽で対生。毛に覆われたピエロ顔の大きな鼻は、2枚の芽鱗に包まれた冬芽(写真1枚目)。一般に、“頂芽”のできる枝先は枯れ落ち、“仮頂芽”が2個対で備わり、枝の途中には側芽(写真2枚目)。春の芽吹きが待ち遠しいですね(写真3枚目)。ちなみに、馬蹄型をした葉痕の中心に冬芽が備わっているということは、落葉までの間、葉っぱの付け根にスッポリと守られて育った“葉柄内芽”。本欄、1月18日付けでご紹介したハクウンボクも同様です。
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