投稿者:くすのき
> 応募を断念した時間を使ってシンプルなバッファーIC付きのボリュームコントローラーを作ります。
> 部品棚をあさったら、ほぼ必要なものは揃えられそうなので。
> 0.1dB単位の微小音量コントロールができるバーニアもつけ、調整の操作性もあげます。
やっとできました。
けっこう難産でした。
10年ぐらい使ってなかったオシロなどの計測関係を復活させるのに、えらい時間がかかりました。
部品はボリュームのみ新規購入しました。
4種類購入して一番音のいいものを選びました。
ひょっとしたらと思って、東京光音電波の高価な物も購入したのですが、昔の記憶通りダメでした。
バッファーアンプはBUF634をワイドレンジモードで使用。
ワイドレンジで働かせるために、プレーンで±電源とグランドを作りましたが、なかなか発振が止まらず
安定化のため入出力に直列で抵抗をかましてます。
また、パッシブアウトをつけると、そこにつながるものにより、発振することがあるのであきらめました。
バーニアは予定通りうまく働き、音量調整が楽になると思います。
今回、アクティブスピーカー用にケーブルが長くなった時の方形波の変化をバッファーの有り無しで
どう変わるかを撮影しましたので、参考にしてください。
上の波形が元波形、下がケーブルを通した波形で、1番特性が悪くなる6dB減衰設定。
左からバッファーなしの10KHの方形波でケーブル長1.5m。2枚目が10m。
3枚目がバッファーありで10KHzです元波形と全く変わらなかったので100KHzと10倍に上げて、
ケーブル長は安定性確認の意味もあり20mに伸ばしてます。
音も確認しましたが、音痩せがなくなりバッファーを入れた効果はあります。