投稿者:kiya
<ブカレスト>
翌日、いよいよ首都のブカレストに列車で着いた。電車を降りるとタクシーの客引きの嵐だった。
ちゃんとタクシー乗り場から乗ってホテルに。ブルガリアに行くバスの出る広場のホテルを選んだ。
いろいろ調べたが、ブルガリア行のアクセスが、電車かバス、どちらも心もとないアクセスだなー!と感じていた。
町歩きをして、チャウシェスクが作った馬鹿でかい国民の舘を眺め、ルーマニアの公開処刑のニュースを思い浮かべた。
翌朝はホテル前の広場で、ブルガリアのルセ行のバスを探した。ルセ(Ruse)はドナウ川を渡り、ここから一番近い大きな町だ。
探したが、それらしいバスは見つからず不安になった。ホテルのフロントの姉さんに言って、彼女にも一緒に探してもらった。
あちこち探して、ようやく姉さんが、これだよ!と言う。
それはバスでは無くて、個人の乗用車だった。値段は1人10ユーロで、下調べした金額だった。
あと一名、現地の女性が乗って出発した。
ドナウ川を渡り、入国審査のために運ちゃんにパスポートを渡すと、10分程で戻って来た。
不安を感じる移動だったが、無事にルセに着いた。
いろいろ有った、3週間の味わい深いルーマニアの旅を終えて、ようやくブルガリアに入った。
・・・・・ルーマニア・ブルガリア・・その③ NO.60 に続く・・
写真:ブカレスト駅構内、ブルガリアに行くバス(普通の車だった)