投稿者:とら
宏足宝は足が長く、浩泉丸様同様気に入っているのですが、中でも、背の内径が45mm以上ある背強刔輪銭は、そのポッチャリした様子がかわいいので手に入れられるときは手に入れるようにしています。
2枚目は以前からあったもので、面背共に強刔輪の細縁になっており、覆輪面背強刔輪長宏足宝とでもしておきます。
左側は、50mmを超える大様銭なので、面は濶縁ですが、背は強刔輪で細縁になっています。
右側は、次鋳銭らしく、面は銭文径、内径など小さくなっていますが、背は強刔輪でかなりの細縁です。
サイズは、長径、短径、銭文径、面内径、背内径、量目の順で、銭文径、内径はプラスチックノギスで計測。
左・50.01mm、33.81mm、41.0mm、44.5mm、45.1mm、24.74g。
中・49.51mm、32.92mm、41.1mm、45.3mm、45.5mm、21.19g。
右・48.84mm、33.04mm、40.2mm、43.7mm、45.0mm、20.80g。
還暦過ぎに集め始め、残りの時間も財力も足りないので、金のかかる、古金銀や、寛永銭を集めることは不可能な為、天保銭に特化して集めていますが、名のある特別の天保銭はめったに手に入りません。
天保銭の不知銭は、未だ未知の解明されていない領域もあるので、このような物でもコツコツ集め、比較検討していきたいと思っています。