投稿者:松本@GPF
話題になっているスラスト調整方法について久保哲郎さん(Backyard Factory http://backyardfactory.netとBackyard Store https://backyard.jpn.com/ec/html/のオーナー)に問い合わせました。以下その回答です。了解を頂いたので公開します。
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2022年8月27日(土) 16:04 久保 哲郎
(省略)
スラスト調整機構は、ずいぶん前からJiroさんが採用していました。
Jiroさんは調整プレートを金属やカーボンシートを使っています。
庄内で採用している人は少数だと思います。
私もノーズブロックに余裕のある時は使っています。
添付のピスタチオサイズの複葉機に採用しました。
調整プレートは1mm厚のMDF板で、シャフトの軸受け部分には内径0.5mmの
ナイロンチューブを埋め込みました。
MDFにした理由はレーザー加工機で切り出せるからです。
調整範囲は±5度、シャフトは0.5mmの逆Sシャフト。
CADで作図して可動範囲や木ねじの干渉などを確認しています。
ライトプレーンでも使えそうですね。
ピーナッツでは、ペックのノーズベアリングに頼らなくても良いのが利点でも
ありますが、ノーズが小さいときは難しいし、工作の手間はかかりますね。
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Joroさんは杉本二郎さん、ピーナッツスケールの世界で知らない人はいない人です。
庄内は庄内ピーナッツ、ピーナッツスケールのグループです。
添付写真の最初はそのJiroさんのブログ https://blog.goo.ne.jp/jiroaerop2014
からの引用です。
後の2枚目は久保さんの作品です。