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投稿者:管理人
また同じような更新なので、このスレッドに更新後記を続けさせていただきます。 「湘南形大冒険」は今回が最終回で、「金太郎腹掛け塗り分け」をテーマに完了となりました。 その過程で、湘南スタイルの電車に前面貫通式の車両が混じっていた場合、塗り分けはどうなるのか、というのも書いてみようかと思いました。(結果的には、本文には反映しませんでしたが) 1950年代の関西国電では、貫通扉の有無に関係なく、金太郎腹掛けを展開するという大胆な車両も見られましたが、その後、そのような事例は影を潜めます。 ただ、1960年代後半になり、新潟色の70系に交じっていた戦前型は、貫通扉を避ける形で曲線塗り分けを採用するという独特の展開方法でした。 その新潟色のクハ68形の写真がなかったのですが、えちごトキめき鉄道でそれの復刻カラーが走っているというので、ちょっと見てきました。 塗り分けだけでなく、ウィンドシル・ヘッダー、木製扉やプレス扉のへこみ、トイレ部分のすりガラスの窓など、原型を想像できないくらい凝った復元のラッピングがなされていました。 もしかすると、上の方に挙げたJRのE129系の中途半端な「新潟色」に対する痛烈なアンチテーゼなんじゃないかとか、ふと思った次第です。
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