投稿者:水道局職員
水源林ツアーの参加者さまから、「水道水源林の主な木を紹介してほしい」と感想を頂きましたので、こちらで紹介します!
水道水源林は、人の手によって木の苗を植えて育てる「人工林」(1枚目の写真:100年の森)と、それ以外の「天然林」(2枚目の写真:水源地ふれあいのみち柳沢峠ゾーン)に分かれています。
写真でもわかる通り、人工林と天然林では、生えている木が違い、森の様子もまったく違います。
人工林は、主に「ヒノキ」や「カラマツ」といった針葉樹が中心の森です。
ヒノキは葉っぱをちぎると独特なにおいがします。このにおいは植物が身を守るために分泌している成分のにおいです。人にとっては良いにおいですが、虫や菌にとってはいやな成分なんです。
カラマツは針葉樹の中では珍しく、冬には葉っぱを落とす落葉性の木です。秋になると、葉っぱが黄色くなりモミジなどの紅葉とは違った美しさがあります。
天然林は、「ブナ」や「ミズナラ」が中心です。それに加えてカエデの仲間をはじめ、色々な木が生えています。
「ブナ」や「ミズナラ」は日本の天然林の代表的な木で、その実(ドングリ)は森に住む動物たちの大切なごはんです。
また、カエデの仲間である「ハウチワカエデ」や「ヒトツバカエデ」などの木も多く生えています。
他にも「ヤマブドウ」や「ツタウルシ」など、つる性の植物も生えていますよ。
今回紹介した以外にも、水道水源林には様々な木が生えています。
これからもメルマガや掲示板“水源地からの便り”で紹介していきます!