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投稿者:松本@GPF
滝さんの質問への回答、スレッドを起こしました。 表紙・奥付、目次、スラスト記述部分を添付します。 昭和18年(1943年)発行、木村先生の東京帝大助教授・航空研究所所員時代の著作です。 誰かからもらった古本で中をまともに見たことはなかったのですが、この機会に10数分さっと中身をみました。 目次でもわかりますが、模型飛行機の作り方や飛ばし方よりも理論面をわかりやすく網羅的に取り上げた良書との印象をうけました。 索引がちゃんと付いているのも感心しました。日本の本はこれをさぼっているのがほとんどです。 実は索引はないと思って本の最初から最後さっと見ても該当部分を発見できず、最後の索引で推力線の記述が2か所にあるのを発見した次第です。 スラストラインの代わりに推力線をつかっていますが、戦時中にも関わらずそれ以外の英語由来の航空用語はちゃんとカタカナ表記で使われています:プロペラ、NACA、カンバー、ジャイロ、ダッチロール、ゴム、トルク、モーメント、ピッチ、ブロック、ミクロフィルム。
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