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投稿者:68式ヲヤジ
仙台育英が優勝しました。昨日の午後は仕事が手につきませんでした。普段は白河の関を意識することはありませんが関係者の喜びはひとしおでしょう。私も宮城県民として非常にうれしいです。 古銭も白河の関越えで… 安政(万延)大字背千背大郭と濶縁背千 左:背大郭(内径 20.1mm) 中:背大郭(同 19.8mm) 右:濶縁背千(同 18.8mm) 濶縁背千は背大郭の次鋳とされますが銭径に径庭があります。ですから元々が違うとも耳にしたことがありますが、それぞれ面側に共通する特徴がありますのでグループは同じなのかと思います。 採り上げた濶縁背千は少し分かりづらいのですが、もっと顕著に特徴が表れている個体もあります。いずれも窪みなので拓本には現れないのかも知れません。 ちょっとくどくなりますが、左の背大郭(20.1mm)を基準として銅の鋳縮み率を1.6%とした場合、中は1回写し(計算値19.78mm)で右の濶縁背千は4回写し(同18.84mm)の大きさですから、「濶縁背千が次鋳」という表現は微妙にそぐわないように感じます。 この1~4回写しの銅母銭について直上の銅母銭を原母銭と呼んで良いものか、母銭のみを作ったことが明らかでなければそうとは言えない(左の母銭は中の母銭の原母銭とは言えない)気もします。 ※原母銭とは彫母銭から最初に写された銅母銭のみを指す名詞でしょうね。よく分かってなくてすいません。
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