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投稿者:水道局職員
ツアー当日、アンケートに書いていただいた質問にお答えします!第2弾です♪ Q4 水道水源林管理の実際を聞きたい。どのようにして森を守るか。 A4 今まで多くの先輩方が植え育ててきた水道水源林を受け継ぎ、森林の持つ水源かん養機能(森林に降った雨が土壌に浸透し、ゆっくりと川に流れ出ることにより、川の増水や渇水が緩和されること)などを将来にわたって十分に発揮できるよう、森林の生育状況に合わせて、間伐(木を間引く)や枝打(ある程度の高さまで枝を切り落とす)といった手入れを行っています。 そのほか、台風などの災害によって森林内に大きな崩壊が発生した場合、そのままにしておくと崩壊が進み土砂が流れ出てしまうので、それを防ぐために大きな治山ダムを入れる工事を行ったり、森林を管理するための道路(林道)を新たに開設したり、補修したりする工事も行っています。 また、水道水源林の管理には多くの人々が携わっています。東京都水道局の林業職職員をはじめ、水道局のグループ企業である「東京水道株式会社」の林業職職員、間伐など実際に森林の手入れ作業を行う林業のプロである造林業者の方々、治山工事や林道工事に携わる土木業者の方々、そして、水源地に住んでいる地元の方々の協力もいただきながら管理を進めています。 水道水源林の管理について、より詳しく知りたい場合は、水道水源林ポータルサイトみずふる「もっと知りたい水源林」から各種計画やパンフレットをご覧いただけます。また、都庁技術者が持つ様々な技術や仕事内容について幅広く紹介している「東京TECHブログ」では、実際に水道水源林を管理している職員のインタビュー記事や、なぜ水道局が水道水源林を管理しているのかも分かりやすく解説されています。よろしければこちらもご覧ください。  写真は、森林調査中の様子です。 参考URL:水道水源林ポータルサイトみずふる「もっと知りたい水源林」 https://www.mizufuru.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/document/pamphlet/ 東京TECHブログ「水源の森を守る公務員」 https://note.com/tokyo_tech/n/n9c2d8bb8e22d
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