投稿者:Voodoo
テスト飛行してきました。
組立説明書の重心位置は主翼前縁から110~130mmとなっています。翼弦340mmなので、
120mmとすると約35%となり、見た感じもだいぶ後ろで、ちょっと信じられない位置です。
またこの位置にするには機尾に結構なウエイトを積まなければなりません。
とりあえず50gのウエイトを積んで、90mm(26%)あたりの重心で試してみることにしました。
古いFA-90TSですが始動性もよく振動も少ない感じで、実にスムーズに回りました。
13X6のペラであまり引きは強くない感じですが、スムーズに加速してきれいに上昇
していきました。ややアップトリムだったので、エレベーターをダウントリム調整
して落ち着きました。
スローでの滑空も水平に近い感じで安定しており、重心はもっと前でもよさそう
です。ウエイトを徐々に減らして様子をみましょう。
大きな機体で4.2㎏もあるのですが、オールドタイマー機の感じでふわふわとゆっくり飛行します。
着陸は風に正対させて、ハーフフラップで接地しました。一定の降下率でアプローチ
してそっと接地でき操縦しやすい機体と思いました。
飛行場での機体の組み立て/分解に時間がかかるので、
・ストラットの胴体側取付を4組のボルトナットから、2組のカーブした2.5mmピアノ線とタイヤストッパーでの取付方式に変更
・プラグヒート用バッテリー、受信機用バッテリーは窓を一部開閉して搭載できるよう変更
・これに伴いセンターウィングセクションは4本のプラスチックビスで固定したままで運用
など工夫していきたいと思います。
フライト画像: K木さん(いつもありがとうございます)