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投稿者:kiya
<<ブルガリア編>> <ルセ> ルーマニアのブカレストから、国境のドナウ川を渡ると、すぐにルセに着いた。ブルガリアでは大きな町だ。 ルセの町中はコンパクトで、歩きやすく楽しい。まず、町の本屋に行ってブルガリアの道路地図を探す。 地図が無ければ、この先、どうにも出来なくなるから、必死に探して、良さそうな地図本を見つけて購入。 ルセでは、町一番のリガ・ホテルに泊まった。ブルガリアの田舎町では、値段は安い。 珍しく、高層ビルのホテルで眺めがとても良い。ホテルの最上階のレストランも良さそうで、夕食を食べた。 高層ホテルのレストランの大きな窓から、眼下に見えるドナウ川と、沈む夕日が奇麗だ、すばらしい。 大好きなドナウ川沿いでゆっくりするのも良いだろうな~!と思う。 ドナウ川は、ドイツの黒い森と呼ばれるシュバルツバルドのドナウエッシンゲンに源を発し、チェコとオーストリアの国境を流れてウイーン、 そして、ハンガリーのブダペストに。その後ルーマニア、ブルガリアを流れて黒海に。  「ドナウ川のさざ波」や「美しく青きドナウ」という名曲に美化されて、私のような音楽無知でも、ドナウへの憧れを抱いてドナウ川沿いを訪れた。 ドイツ黒い森のドナウエッシンゲン、オーストリア・ヴァッハウ渓谷をローカル鉄道で、そして、ハンガリーとスロバキアのドナウベント地域を訪れた。今回は、リガの高層ホテルから穏やかな流れのドナウを見下ろした。 音楽家は、ドナウ川の何処の岸辺を眺めて、あの名曲が浮かんだのだろう・? 「ドナウ川のさざ波」はルーマニア人で、「美しく青きドナウ」はオーストリア人の作曲家だ。 ・・と、音楽素人の私はついつい思ってしまう。 旅先は、憧れを抱いて訪れると楽しい。 ぼく達が、珍しく大きなホテルに泊まったのには訳がある。レンタカーを借りるためだ。 ブルガリアの小さいレンタカー会社は、地方には営業所が無いので、ホテルに車を持ってくると言う。 翌朝、ロビーで待っていると、お兄ちゃんがレンタカーに乗ってやって来た。ここで書類にサインして、レンタカーの旅が始まった。 ブルガリアでは2週間の旅の全工程がレンタカーで、車は首都のソフィア空港に返却する。 写真:ブルガリアの地図本、旅のルート地図、ルセの町中、ホテルからドナウ川を見下ろす。
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