投稿者:ナレーション
新ヴァーサ運動の系譜は大きく4つに分かれる。
BWFとして行動するシクヴァル派。
BWF内で燻り続けるラーム派。
SNFPを追放された旧ヒムレー派。
そして、民族衝撃隊・親衛隊に属さない一般運動員からなっており、今なお新ヴァーサ運動員であり続けて潜伏している中立派が存在する。
それに加え、旧汎バルト統一戦線の一派がいる。
世論調査から数日、5つの斧が配られた。
ウプサラの旧新ヴァーサ運動所有の会議室の一室にそのうちの4つが集まった。
新ヴァーサ運動員が斧を配る―これは運動内で重要な会議を行うという意思を伝えるサインであった。
斧を持ってきた者は共に戦う、つまり闘争の為に話し合うという意志を示すこととなる。
新ヴァーサ運動崩壊後長らく使われてこなかったこのサインが10年ぶりに使われたのだ…