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投稿者:やっぱりセルが好き!
CO以外との第九は3種残されています(全て伝記本に記述があります) ①59/6/3 チェコフィルとの『プラハの春音楽祭』終幕演奏会。 セルにとって20数年ぶりのチェコ訪問。伝記本では【感傷旅行】と表現されていましたが、万感胸に迫るものがあったのではと思います(伝記本301頁) 4楽章は伝統的にチェコ語で歌われており、演奏終了後は「ツェル!」(Szellのチェコ語発音)の大歓声が4楽章以上の長さで続いたとの事。 ②68/11/12 (ニュー)フィルハーモニア管弦楽団とのBBCによるLive録音。 COがセルのオケならフィルハーモニアOはクレンペラーのオケ。そこに乗り込んでベートーヴェンしかも第九を振るのですからセルも気合十分! 演奏終了後の熱狂的な拍手と歓声がそれを表している‥と思っていたのですが、セルによれば「オケの状態は非常に酷かった」(伝記本442頁) クレンペラーの下で当時の(ニュー)フィルハーモニアOの実力はどうだったのでしょうか? ③69/6/22 ウィーンフィルとのLive録音。 セルによれば「ソリスト4人は素晴らしかったが、オケは‥特に木管にムラがあった」 セルは当時ウィーンフィルよりもベルリンフィルを評価していた様です(伝記本448頁) フルトヴェングラーの様に10種以上とはいきませんが、セルの第九を4種も聴く事が出来るのは幸せですね。 これ以外にセルの第九の音源が残されているのであれば是非御教示下さい。
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