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投稿者:つくば・あべ
 山梨で採集した、もう1つを測定したので載せます。  頭幅分布は、2つとも山梨県鳴沢村のもので、黒は2016年にいるまえさんと倒木からで1,354個体、緑は2019年に落葉の下で92個体です。  相対成長は、いつもの埼玉ハラと上記の山梨モリです。赤で今回の鳴沢村二合を加えました。横軸が頭長、縦軸が触覚柄節長です。  近藤さんの調査地なので、ブナがある林内の《モリクシケアリ》と認識しています。残念ながら、木島平や宮古、筑波山など他の調査地は採取していませんでした。興味なかったからね。数個体でも採集しとけよって話です。ま、近藤さんの標本を測定する手はあるけどね。  それと、樹木園は実験所に入ったすぐ左手、北側の林です。植林で、様々な樹種があるようですよ。  広葉樹林は奥の林で、クシケアリに違和感はなかったですね。樹木園は数の多さに違和感があったけど、下草が少ないのでその所為であろうと考えていました。まあ、私は当然ですが、いるまえさんの眼もへなちょこだったということです。  菅平の主目的は、高地のハラクシケアリの採集でしたからね。あのハラクシケアリが大きく見えたのは錯覚でしたねえ。
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