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投稿者:5期生 ひろせ
10月6日0:33大阪をサンライズ出雲で東京に向かいました。 乗ってしばらくすると、個室のドアをノックする音。 早くも車掌が検札に来たか、と思ったら、開けてみると立っていたのは若い女性。 「ドアが開かないんです」。??? その女性の部屋に行ってみると、ドアは開かない。入室前には暗証番号がセットされていないはずであるし、試しに0000などと入力しても開かない。 「これは物理的にカギがかかっていますよ。もうすぐ車掌が回ってきますよ」と私は部屋に戻った。 10分くらい経って通路を覗くと、まだ彼女は立っている! そこで車掌か控える車両は?と案内を探すと、2両離れた所に控え室があった。 「車掌を連れてくるよ」と隣の車両へ隣の車両へと行くと、ザコ寝の車両で車掌が検札中。 「部屋が開かない人がいる」と元の車両へ連れてきた。2階建て車両を走ったので、車掌の方が少し早く現場へ。 車掌が切符を点検すると、号車・部屋番号は適合。 しかし、なんと彼女の切符は前日10月5日付け。 出雲からサンライズが出発したのは、10月5日。 大阪駅を出発するのは、10月6日。 乗車券は、出発する日時に合致していないといけない。 だから、彼女の切符は、前日に乗り込めなかった時点で無効に。。。 しかし、車掌は事情を察して、空き部屋を案内してあげました。うんうん。 彼女からお菓子の差入れをもらい、翌朝東京駅で「よかったね」と声を掛けて別れました。 その後、東京駅で駅弁を買い、新幹線で高崎へ。レンタカーを借りて、富岡製糸場・碓氷峠・軽井沢・安中へと旅を始めたのでした。
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