投稿者:とら
添付した画像は、上記の花押に加刀のあるものと、通常の花押の物です。
左は、T様の記事を拝読するまで別物と思っていました。
右は以前から、高頭通と記憶していたもので、銭文径から次鋳の様です。
私の、不知銭の知識など、現物を比較することで得ている事がほとんどの為、枚数を所有していない高頭通の知識はほとんど有りませんでした。
大きな特徴のある物ではないので、手に入れるのはツキだけのようで、私の者は何時手に入れたか記憶に有りません。
高頭通と言えるものには、花押が加刀されている物がある。
通用母銭による製作が認められ、花押に加刀されたもの、されてないものどちらにも次鋳の物がある、ということでしょうか。
浩泉丸様の品や、私の次鋳品を見ると、初鋳の物に比較し覆輪により、サイズが大きくなっているようです。
サイズの比較は
左・長径48.14㎜、短径31.58㎜、銭文径40.9㎜、内径44.0㎜、量目19.61g。
右 48.34㎜、 31.95㎜、 40.3㎜、 43.1㎜、 20.00g。