投稿者：イングリッド・シーグフリード
……で、楽しい楽しい会談の後に渡されたのが
「沿岸ヴァーサ共和国爆撃計画」
話によれば、啓典盟約党首は爆撃機と戦闘機を出す。
しかし人員に余裕はない。
そこであの『ハゲのアレクシス』が亡命軍人に協力させると申し出、何故か私にこの話が転がってくる。
……成る程ね。
沿岸ヴァーサ共和国に対する攻撃をＢＷＦが公式に宣言することで、ＢＷＦは沿岸ヴァーサ共和国に反対したという証拠が残る。
アレクシスは亡命軍人の地位を上げることで軍部への牽制をはかる。
啓典盟約党首は空軍の恥をそそぐ、と。
政治の複雑化、ここに極まれり、ね。
取り敢えず、ビラ撒いて貰うことだけは決定事項にしましょう。
文言はこう。
下士官ニ告グ
一、今カラデモ遅クハナイカラ祖国ヘ帰レ
二、抵抗スルモノハミナ国賊デアルカラ射殺サレル
三、オ前達ノ家族ハ国賊トナルカラ皆泣イテイルゾ
スカンジナビア軍司令部及ビニＢＷＦ指導者イングリッド・シーグフリード
ついでにアドバルーンも投下して貰いましょう
勅命下る軍旗に手向かうな
作戦は亡命軍人にまかせてしまいましょう。
なんか、秘密兵器みたいな人間も居るらしいし……
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