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投稿者:Jet
フィルム現像の時にフィルムを現像タンク内に収納するオートロードリールです。 Auto load reels for film development. 今は多量のフィルムを一度に現像することはなくなりました。リールを点検して,調子の悪いのを捨てようとしました。 メーカーはパターソンが8個,LPLが2個です。普段使いは装填時のフィルムガイドの幅が広くて,フィルムの先端を入れやすいLPLのものです。 理屈の上では,LPLの物は軸に対して異方性がありますから,現像のときにむらが出る可能性がありますが,実用上は全く問題を生じていません。 10個のリールに古いフィルムを巻き込んで全部点検しました。結果的には,調子の悪い物は1個もありませんでした。 これだけ並べて気づいたのは,使い込んで少しガタが出始めているリールの方が,新しいリールより巻き込みが滑らかになっていることです。 新しいリールでは,フィルム幅とリールの溝の間隔がぴったり合っていて遊びが小さく,送り込んだフィルムが長くなるほど巻き込みに対する抵抗が大きくなっていき,最悪の場合途中でフィルムが進まなくなります。 道具はやはり使い込むことが大事だ,と改めて知らされました。
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