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投稿者:西澤
第7Rが終わって、私はフライオフに進むことになりました。通常ラウンドの最中に風向きが変わってラインが変更になったため、そこで1時間移動時間を使ったので、予定のフライオフ開始時刻が分かりません。普通は6分・8分とマックスタイムが決まっていますが、今回は時間が無いためいきなり8分マックスで行われることになりました。 当初は7時半開始とアナウンスされていました、その直前になっても発航ポールの案内も無くてイライラしていましたが、WhatsAppで「開始時刻は8時半に変更、マックスタイムは8分」というメッセージが届きました。でもポールナンバーはまだ不明。最終的にフライオフの15分ほど前にポールナンバーが届き、急いでその近くにゴム巻きスタンドを立てることになりました。 夕方の凪で風も弱まってきたので、飛ばす機体はデッドエアで調整してあるAAのカーボン翼機を使うことにして、予備機としてリブ組第7世代翼機を準備しました。ゴムは通常ラウンドでも使ってきた2017年6月のゴムを複数用意、目標巻き数は追い巻きを含めて410回くらいの束です。 本命機はスタンドにセット、予備機は小池さんに持ってもらい、スタート合図と同時にゴムを巻き始めました。気温も日中よりは下がってきているので、高温によるゴム全断の危険は少なくなっています。1本目のゴムを上手く巻きあげることができたので、機体にセットして追い巻き準備。サーマルディテクタと周りの先週を観察しながら、多くの選手とほぼ同時に発航させました。 上昇パターンは問題ありませんでしたが、殆どデッドで到達高度はサーマルのある昼間と比べると僅かに低い感じでした。グライドは問題ない感じでしたから後は風下の気流に運を任せるしかありません。到達高度は100mを少し超えた辺りでしたから何とか6分は飛びそうです。 徐々に暗くなってきて、遠くへ流されたらフラッシャーが頼りです。私は自分の機体がどこに飛んでいるのか全く分からず、計時員が最後まで見てくれることを祈るしかできません。 6分を少し超えた辺りで計時員が「見えなくなったと」叫び、3名の計時員が揃ってテンカウントを始めて10秒後に計時終了、そのタイムから10秒減らして382秒が記録となりました。
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