CFFC 中部フリーフライトクラブ 掲示板


| 新規投稿 | トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 |

F1Bフライオフ
西澤 投稿日:2023年08月26日 19:49 No.247
第7Rが終わって、私はフライオフに進むことになりました。通常ラウンドの最中に風向きが変わってラインが変更になったため、そこで1時間移動時間を使ったので、予定のフライオフ開始時刻が分かりません。普通は6分・8分とマックスタイムが決まっていますが、今回は時間が無いためいきなり8分マックスで行われることになりました。

当初は7時半開始とアナウンスされていました、その直前になっても発航ポールの案内も無くてイライラしていましたが、WhatsAppで「開始時刻は8時半に変更、マックスタイムは8分」というメッセージが届きました。でもポールナンバーはまだ不明。最終的にフライオフの15分ほど前にポールナンバーが届き、急いでその近くにゴム巻きスタンドを立てることになりました。

夕方の凪で風も弱まってきたので、飛ばす機体はデッドエアで調整してあるAAのカーボン翼機を使うことにして、予備機としてリブ組第7世代翼機を準備しました。ゴムは通常ラウンドでも使ってきた2017年6月のゴムを複数用意、目標巻き数は追い巻きを含めて410回くらいの束です。

本命機はスタンドにセット、予備機は小池さんに持ってもらい、スタート合図と同時にゴムを巻き始めました。気温も日中よりは下がってきているので、高温によるゴム全断の危険は少なくなっています。1本目のゴムを上手く巻きあげることができたので、機体にセットして追い巻き準備。サーマルディテクタと周りの先週を観察しながら、多くの選手とほぼ同時に発航させました。

上昇パターンは問題ありませんでしたが、殆どデッドで到達高度はサーマルのある昼間と比べると僅かに低い感じでした。グライドは問題ない感じでしたから後は風下の気流に運を任せるしかありません。到達高度は100mを少し超えた辺りでしたから何とか6分は飛びそうです。

徐々に暗くなってきて、遠くへ流されたらフラッシャーが頼りです。私は自分の機体がどこに飛んでいるのか全く分からず、計時員が最後まで見てくれることを祈るしかできません。

6分を少し超えた辺りで計時員が「見えなくなったと」叫び、3名の計時員が揃ってテンカウントを始めて10秒後に計時終了、そのタイムから10秒減らして382秒が記録となりました。


西澤 投稿日:2023年08月26日 20:50 No.248
広島吉田 投稿日:2023年08月26日 21:19 No.249
詳しい解説をありがとうございました。
読んでいて情景が浮かんで来ました。
ルールとは言え、視界ボツとは悔やまれますね。実際はどうだっのですか?
マックスを取れていたかも知れませんね。
そして、小池さんと佐藤さんのお二人も実に惜しい。

何にしても、ABC各選手の皆さんお疲れ様でした。


西澤 投稿日:2023年08月26日 22:41 No.250
私の機体の視界没は、地面近くの草むらに隠れたものです。

今回は認定高度計「All-Tee」を積んでいたので、後で調べてみたら実際の飛行時間は388秒でした。現記録の382秒にプラス6秒ですね。今回はこの高度計データを申請して陪審員に認められれば、それが正式記録になったそうです。申請については、日没後の機体回収とか後片付けで、ウッカリ忘れていました。


松尾 投稿日:2023年08月27日 07:39 No.251
高度計の使用では色々あったようです。

フランスW杯のプレ大会の表彰式の写真、1位はアンドロコフ380、3位は左のコヴァレンコ334、何故か並んで表彰台に上がっています。 ウクライナ出身同士というだけではなさそうです。 FO2で決着したのですが高度計のタイムはどちらも380、ところがコヴァレンコの高度計は公認のものだはなかったため、高度計のタイムは認められず334秒で3位ということになりました。46秒の落差を知りガッカリか納得できないか表情は冴えません。


小池 勝 投稿日:2023年08月27日 13:46 No.255
フライオフの西澤機は私が回収しました。低い林の向こう側が凹んだ地形(高低差10mぐらい)で、そこに着地していました。機体が林の向こう側に入り、そこで計時員が視界没になり、その後凹んだ地面まで高度10mぐらいだから6秒飛んだ、というのは納得できる結果です。



お名前
メール
画像添付


編集キー ( 記事を編集・削除する際に使用 )
文字色