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投稿者:参謀とのやり取り
L「参謀殿おられますよね…入りますよ?」 香「あら?どうもカギがかけられてますね…」 ナ「やれやれ往生際が悪いなぁ…どれ貸してみて」 その刹那扉が吹き飛び反対側の壁に突き刺さる ナ「やはりこの手に限る…ってちゃんと居るじゃないか参謀殿。わざわざ鍵かけても無駄なんだから諦めて堂々としてる方がまだ格好がついたのに。むしろ扉の前に立てって扉と一緒に突き刺さってった方が笑えたか?」 参謀(以下参)「い・・・いきなりなんだ君たちは!」 ナ「ああ自己紹介から?私はナイラーテ、「任務部隊」の指揮官の代理で参上した次第でございます」 L「私はLです「特務部隊」の指揮官です」 香「私は香取、L司令の秘書です」 ナ「まぁ立ち話もなんだし座って話そうじゃない?色々と聞くべきことも多い訳だし」 大きなソファーに参謀、テーブルをはさんで一人用のソファーにLとナイラーテ、Lの横に香取が立つ配置に座る L「参謀殿、我々がここまで来た理由は貴方自身が一番わかってますよね?貴方が過激派組織に武器を横流しして支援した挙句使用を厳重に管理されていたジュンライト鉱石使用機体をも渡しましたね?」 参「そ…そんなことは知らん!」 L「ですがあなたが所有する基地からの武器の動きに奇妙な所がありましてね…「整備」と名目で出された武器がいまだに帰ってきてないんですよね…」 香「そこでこの資料です」 L「貴方が整備を依頼した会社、実際はペーパーカンパニーで実際に渡してたのは「ローマン」と名乗る男たちに渡してましたね…そこで「武器洗浄」を行い「ローマン」の名義で過激派に売りつけた」 香「そしてその売上金の一部を「ローマン」に渡しつつ自身に還元していた。これがそれを証明する資料です。あなたの所轄する基地から発見されました」 L「任務部隊に武器在庫の調査も確認してもらいましたが「整備」として出された兵器数と過激派が使ってた兵器数、種類も一致しています」 ナ「あと君の所で試験運用されてたジュンライト鉱石使用試作機のデータも見つけてね、それが私たちが相対した機体と合致したよ。ほらこれが資料。君らとしては実践データがほしかったって所か?」 ナイラーテは頬杖をついて退屈そうにしながらその資料をテーブルへと投げる。 L「貴方が過激派を支援していた証拠としては十分な量です…武器の横流しならまだしもジュンライト鉱石使用機体まで流してたとなったら良くて「除隊」最悪「極刑」でしょうね…」 参「くっ…!」 その直後相変わらず退屈そうにしてるナイラーテが口を開く ナ「まぁ君はコネクションが多いから内心は「除隊」で済むと思ってるだろうけどね…でもそうはいかないよ?君には「余罪」があるんだからね」 参「な…!」 香「え…?」 L「まさか…」
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