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修正 ✖のちのこの子がやりたい放題する羽目に 〇のちにこの子がやりたい放題する羽目に |
遂にPCがお亡くなりになられました・・・ 当面記録も代行も不可能な状態となってしまいました。 そこで指揮官権限をどなたかに委譲しようとおもいます。どなたか立候補される方が居ればここまで書き込みをお願いします |
ベリー「うーん・・・中々ヒットしない・・・」 南部「また調べものか、教授、今度は一体何を調べてるんだ?」 ベリー「え~っと・・・二つほど調べてましてね、片方は衛生兵信奉会残党が呼び起こしたあの赤いロボットです、スマホのカメラで撮ったんですけどもぉ・・・あれが一体何なのか調べても出てこないんですよね、そしてもう片方は衛生兵信奉会が得体のしれない邪教を使って衛生兵を蘇らせようとしてましたよね、だから元々の邪教が何をあがめていたのか、気になって・・・あっ!やっとヒットした!」 ローン「なんだかよくあるなパターンだが・・どっちがヒットしたんだ?」 ベリー「邪教のサイトを開けたんですよ!ただ見たことのない言語ですね・・・日本語翻訳して・・・えっと・・・?『この邪教は皆様が入ることをするのをお勧め致します』・・・なんというか、胡散臭い日本語翻訳ですけど・・・ふむふむ・・・成程・・・」 チェリー「衛生兵信奉会が絡んでいる時点でろくでもない組織なのは分かりきった事だが・・・一応聞いておくがどんな組織だったんだ?」 |
ベリー「まず順繰りの喋ります、まず衛生兵信奉会は利用させられたようですね、元々この邪教は人類が文明を持った頃からあり、ジュントライト鉱石を古代生物の血、それ以外にも骨なども混ぜて作り、儀式に使ってたようですね、そしてその儀式で衛生兵信奉会の教祖は霊を呼び戻せる、と言ってましたが違うようでして、あの儀式で召喚されたのは悪霊らしく、あの場で衛生兵を召喚するとなれば悪霊の親玉が召喚されていたかもしれません、そして悪霊は生のない者、例えば石造とかロボットに入り込みそれを肉体として行動する、と書いてます、あの場で悪霊の親玉が召喚されていたら我々の機体も乗っ取られていた可能性が有りますね、無事発動しないでよかったと・・・」 さんたな「ごめんストロベさん、もっと分かりやすく、それで一行でまとめてくれないか?」 ベリー「衛生兵信奉会は二代目総司令ではなく悪霊を召喚しようとした、OK?」 チェリー「OK理解し・・・ん?待てよ?それならあの青いロボット・・・サンダーフーフだったかには取り憑かなかったんだ?明らかにT-800よりかは幾分か強いはずだが・・・?」 ベリー「あいつらは私がふと口にした、金属生命体といった通り、生あるものだから憑りつけなかったんでしょう?まぁ、この邪教は完全に滅びましたけどね・・・」 整備兵「ん~・・・とりあえず、衛生兵信奉会とは一旦因縁は切れたわけですね~」 ローン「あぁ、だが今はLの偽物がトップの組織が出てきたわけだし、ジョーカー・オズボーン連合もいるし、ベリー嬢ちゃんの所の連中が首突っ込んでこなければいいんだがな・・・」 ベリー「は~い後日談とエピローグにメタ入れてこない事~」 ローン「何を今更・・・」 |
制圧部隊により回収された音声ログの一部:再生開始 「クソっ!MS隊が頑張ってるが……ツら機動兵器に気を取……過ぎて制……隊が侵入してきてるぞ!」 「でもこの中……究室なら……か時…を稼げる」 「でもそうは持た……ぞ!データのオ……ソース化急げ!」 「了解!…外部ネッ……ークにアクセス完…!送…開始!」 「…君たちは実に優秀だ、…の願った通りの物を完成させてくれた」 「…え?」 「だが同時に君たちは無能だ、…の願った通りの物しか作れなかった」 「■■■■■■博士一体なにを…」 「同志諸君協力ありがとうそしてさよ―――」 (音声マイク破壊 音声ログ終了) |
中将が持っていたボイスレコーダー記録 中将がこの時ボイスレコーダーを持っていたのは何かの言質なり失言を引き出し後の交渉材料にする為だったようだ 再生開始 中将(以下中)「任務部隊の指揮官は居るか!」 ナイア(以下ナ)「んぅ…Zzzz…」 中「おいっ!起きろ!」 ナ「んあ…?何?」 中「任務部隊の指揮官はどこにいるんだ!」 ナ「ああローンウルフ君とトニー・スターク君の事?彼らなら今不在よ。あの二人裏で色々やってて忙しいらしくてね。んで私が代わりにお留守番任されてるって訳だけど何か御用?」 中「貴様みたいな小娘がぁ?まぁいい、なぜ任務部隊は「レガリア」の使用を拒むのか理由を聞きに来た!毎回毎回はぐらかして拒んでいるが!?」 ナ「だってこちらの隊員はそれぞれに特化した隊員に合わせて特化した機体に乗ってるんだし?連携は長年の積み重ねで余裕で出来るし?「レガリア」普通に要らないっしょ」 中「だがしかし」 ナ「例えばだ、近接特化のアルトアイゼンに狙撃能力は必要か?狙撃特化のデュメナスに近接能力は必要か?電送機能を持つ機体とそうでない機体を組み合わせる意味はー…まぁそこはある程度はあるけどメリットは少ない。普通に考えたらわかるでしょ莫迦なの?」 中「ならその一人一人を分けて部下をつければ近接特化部隊や狙撃特化部隊が出来るじゃないか!」 ナ「確かにそう言われればそうねー…けどそれって現状の「レガリア」の特性上任務部隊を解体したいって意味でOKなのかな?」 中「そう言う事だ!任務部隊を解体し各隊員をリーダーとした特化部隊とし再構築し、それらを合わせて大隊として運用する!」 ナ「なら猶更お断り。新人隊員が入ることは大歓迎だが任務部隊が解体されるってなら話は別、となればこれ以上の話し合いは時間の無駄、ほらさっさと帰った帰った君と違って私もこう見えて色々と忙しいのよ」 中「さっきまで寝てた癖に図に乗るな!これは上層部からの命令だ!上層部は任務隊の解体と再構築、「レガリア」配備を決定した!!そもそもさっきからなんだ!階級すら持たないただの留守番役の小娘の癖にその態度は!こちらの方が上官なんだぞ!分を弁えr―——」 (何かが弾けるような音と共に形容しがたい様なけたましく鳴る機械音や内臓が蠢くような音、機械と生物が互いに潰し合っている様な音が聞こえだす) ナ「君のその言葉をそっくり返そう、図に乗るな、たかだか数十億人いる人類の内たった数十万人の人の上に立ってる程度の分際で(■■■■■)の全権使節たる私に命令するな、分を弁えろ人間風情が」 中「え…?あ…ああ…あああ…世界が割れて…!」 ナ「勘違いをするな?そもそも私はこの任務部隊の居心地が良いから自主的に居ついてるだけ、そのついでで貴様らに協力してやってるだけだ。貴様ら人間側の犬になった訳ではない。その気になればこんな星系の一つや二つ簡単に消し飛ばせるんだよ私は」 (より異様さを増した音が聞こえてくる) (※この音には異常性が確認されたのでこの記録では改竄されています) 中「これは…まさか…世界が…!私たちのいるこの世界とは…!」 ナ「かと言って旧き支配者側の犬でもなければ外なる神の犬でもない、ましてや旧き神などもってのほかだ。私は常に全てに対して中立に私だ、そこだけは安心するといい。全てが無価値が故に」 (ゆっくりと足音が近づく) 中「あああああああああ来るな!来るなぁぁぁ!!」 (腰が抜けた中将が床を這いずって逃げる音が入る) ナ「あははは早く逃げろ逃げろ『裏側』に追いつかれるぞ!追いついたらどんな目に合わせてやろうかなぁ?意識と痛覚をそのままに五体を少しずつ引き裂いて内臓引きずり出してやろうか?脳と眼球セットで取り出して星間宇宙で永遠に彷徨い生かしてやろうか?」 中「ヒ…ヒィ…!ヒィ…!!ああ…!クソッ…!扉が!扉が!!」 (ドアノブをガチャガチャと動かす音が入る) ナ「おやおや?どうしましたか中将殿?もしや恐怖で手が震えてまともに扉を開けれないご様子で?ははは!屈強な軍人達の上に立つ人物ともあろう者が!君の言う小娘の前でこの有様とは!実に滑稽!正に哀れ!これにはこの私も憐憫を隠せませんなぁ」 (何かの飛来音と共に扉が開く音がする) 中「う…うわぁぁあああああああ!!!」 (中将が走って逃げる音が入る) ナ「不様に涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにして糞尿垂れ流しながら尻尾を巻いて逃げるがいい。その不様さをもって今回は赦そう」 ナ「そしてこのボイスレコーダーを聞くことになるだろう上層部の連中共に伝える「我々の事は我々で決める、必要以上に干渉するな」と!」 (以降中将の意味を成さない言葉の羅列が続く) 再生終了 その後この中将は自室で自身の眼を抉り抜いた上で首を掻き切って自殺しているのが発見された 以降軍上層部はこのボイスレコーダーの記録内容から「現状任務部隊に必要以上に干渉するのは下手をすれば人類の存亡そのものに関わりかねない」と判断し任務部隊の解体・再構築案を破棄、最低限の関与にとどめることを決定した。 参考資料:中将の遺した遺書 私は見てしまった、知ってしまった。理解してしまったこの世界の『裏側』を それはとてつもなく悍ましく恐ろしく言葉で言い表せない…もうこの世界にあるどんなに美しいものを見てもその『裏側』が焼き付いて離れないのだ。 そして目を閉じると『裏側』がこちらを覗き込んでくるのだ。 もう何も見たくない何も見れない見て居たくない。もし死後の世界があるとしても世界は見たくない。だからこの目はもういらない 私はもう生きれない、生きていたくないこんな薄氷の上のような世界は恐ろしくて私には耐えれない。 こんな世界もうごめんだどうか私にとって死が救いでありますように |
特務部隊との通信ログ コード認証確認…再生開始 L「任務部隊の皆さん聞こえますか?伝えたいことが2つあるのですが…」 ナイア「あーはいはい聞こえてるよー久しぶりだねぇL君。あ、ちょっと待って…煩い『虫』が飛んでるみたいだから先に捕まえるわ……OK、んで何か用」 L「…伝えることが一つ減りましたね…それはそうと指揮官のローンウルフさんかトニー・スタークさんはいますか?」 ナイア「今回は私が指揮を取っててね二人は前線に出てるよ。そしてしっかり都市も奪還したよ褒めれ。んで何か用?」 L「流石任務部隊ですね…あとお二人に伝えておいてください…補給ルートから過激派軍に軍事物資を横流ししていた軍閥を特定しました…証拠品等もそちらに送っておきます…基地側捜査はそちらにお任せします…」 ナイア「ああそれで補給ルート側の妨害してたのね。ところで今回の戦闘でジュンライト鉱石が使われた痕跡があったけどその点はどう?」 L「そこに関しては大丈夫です…その軍閥でジュンライト鉱石を使った試験機を納入した基地がありまして…それと合致したので証拠としては十分でしょう…」 ナイア「となればその軍閥はほぼ確実に潰せるねぇ、今回協力してきた理由は群雄割拠してる軍閥の間引きって所かな?そちらの手腕も見事見事…でも君ほどの腕ならもっと早く特定できてたんじゃないの?」 L「それが直接横流ししていたわけではなくて仲介人を挟んでましてね…ローマンって男を知ってますか?」 ナイア「ああ最近ローン君たちが追ってる悪党の一人だって聞いたけど…もしかして」 L「そうです…その男が仲介人のようなのですが…なかなかのやり手でしてね…こちらも特定に苦労したのです…なのでこちらも少々『非合法』な手段を使わざるを得ませんでしたよ…」 ナイア「『非合法』ってL君…いや聞かないでおくよ、しかしまぁL君をもてこずらせるとは敵ながらなかなかやるねぇ!いやぁ強敵多すぎでしょこの部隊あはははは!」 L「そう言ってる割には凄く楽しんでるように聞こえるのですが…」 ナイア「『楽しんでやる苦労は苦痛を癒すものだ』だよ、宇宙創世から文明誕生までの間退屈過ぎだったし今も封印されてる間抜けどもの相手が面倒でね…んでそのローマン自体を捕まえることはできないの?」 L「シェイクスピアの一文ですね…あとローマンはあくまで『武器商人』として振舞ってたし自身の証拠隠滅がほぼ完ぺきでして…逮捕までは無理ですね…」 ナイア「ふむ…世の中なかなかうまくいかないようになってるなぁ…何ならこの星ごと吹き飛ばせば万事解決するが如何か?」 L「貴女が言うと冗談に聞こえないのでやめてください…それにそのつもりは毛頭無いですよね…?先ほどの発言からするに…」 ナイア「まぁね、遊べるオモチャは大事にしつつとことんまで弄び尽くさないと勿体ないからねーまぁ情報感謝するよ」 L「いえいえこちらの思惑とそちらの思惑が一致しただけですよ…」 ナイア「相変わらず喰えない男だなぁ君は」 L「『虫を捕まえる』と言いながら片手間にALBM(空中発射弾道弾)を撃墜する貴女にだけは喰えない男とは言われたくはありません…この件よろしくお願いしますね…」 ナイア「あ、バレた?まぁいいやりょーかい。じゃあ次は任務部隊が基地側の捜査・特務部隊が閣僚施設の捜査って感じでいいかな?指揮官の二人にはその件は伝えておくよ」 L「ええおねがいします…相手基地側にも軍事行動をとらせないように根回ししておきますので…」 ナイア「流石頭脳派の指揮官だ頼りにしてるよ。じゃ次会うのは捜査終了後かな?」 L「ええそうなりますね…ではお互いに準備もあるでしょうからこの辺りで…」 ナイア「りょーかいこっちも後始末と準備が整い次第その基地に向かうよ」 |
L「これでこちらの閣僚施設も制圧完了ですね」 香取(以下香)「L司令、施設の外が少々騒がしいのですが…」 L「多分任務部隊の方が来たようですね…通すように伝えて下さい」 香「分かりました」 ???「いやー私が来ること事前に伝えておいてよ、危うく君たちの部下に撃たれるところだったよ」 L「いやいつもの銀髪少女の姿で来ると思ってたので…まさか別の姿で来るとは…」 香「司令…この方は…?」 ???「ああ申し遅れました私はナイラーテ、任務部隊の指揮官代理として駆け付けた次第です」 L「なぜいつもの姿ではないのです…?」 ナイラーテ(以下ナ)「そもそも私に容姿など意味を成さないよ、今日はこういう気分だっただけさ。何ならいつもの銀髪少女の姿で両手に華でもする?」 L「いえその必要はありません…というかその場合片方は核弾頭抱えてるようなものです…」 香「話は変わりますが来ているのは貴方だけですか?一応ここは特務部隊が占拠してる場所です…分かってるとは思いますが変な行動をすれば場合によっては…」 ナ「おお怖い怖い、安心してここに来てるのは私だけだし余計な事をするつもりもない、尤も、そのセリフは私に対しては脅しにすらなってないがね」 香「それはどういう意味で…!」 L「言葉通りなんですよ彼の場合は…そちらもこれ以上煽らないでください…時間の無駄ですから…早く参謀を取り押さえに行きましょう」 |
ナ「ふむ…君の余罪の追及の証拠品を出すにはこの部屋は狭すぎるな…という事で」 指をパチンと鳴らすと『世界』が変わり一面白塗りの広大な部屋に一瞬で変わる 参「な…何だここは!」 香「貴方は一体なにを…!」 ナ「『ここがどこなのか』、なんて事は些細な問題だよまぁそれは置いといてまずはこれなーんだ」 ナイラーテの頭上にミサイルのような飛翔体が出現する L「これって…もしかして…!」 ナ「そう前作戦時に捕獲した飛来してきてたALBMだよ。そしてこいつを解体して出てくるのはー?」 頬杖をついていないもう片方の手で指をクルクル回すとALBMがどんどん解体されていく そして一つのパーツが取り出され目の前に下りてくる ナ「そう、核弾頭だ。出力は800ktって所か。あの都市を消滅させるには十分な威力だ。そして核弾頭なんて軍事機密品には必ずどこ所属とかのLOTナンバーが刻まれている」 L(あの時のALBM…撃破じゃなくて確保してたんですか…!マッハ10近くの物を軽々と…!やはり油断なりませんね…) ナ「んでこのLOTナンバー、君の所所属を示している」 参「そ…それは…!」 ナ「何ならもう一つ証拠品を出してやろう」 そう言うと後ろに戦闘機が出現する ナ「これ、君の基地所属の機体だよね?しかも君の右腕と称される大佐の機体だ。そしてこの機体の下部、ALBM発射の為にマウントラッチを改造されてある」 参「そ…それは…そ、そうだ!過激派のシンパが基地に侵入して強奪されたんだ!」 ナ「核弾頭ごと盗まれるとかその時点で無能丸出しだな!じゃあ次の証拠品と行こう、これ、任務部隊が発見した命令書「ALBMの使用をもって過激派の証拠隠滅を計れ」って書かれてるし君のサインも大佐のサインもあるけど?」 参「そ…そんな書類は知らん!貴様らが捏造したんだろうが!」 ナ「まだいうかー…なら「大佐本人」に聞くとしようか」 ナイラーテが『空間』に無造作に手を突っ込み引き抜くと一人の人間が得体のしれない肉片に塗れて出てくる ナ「久しぶり大佐ご機嫌如何かな?ああ言わなくてもわかるとも最高に最低な気分だよねぇ。まぁそんなくだらない事はどうでもいいけどこの書類の事覚えてるよね?」 大佐(以下大)「はぁ…はぁ…ええ…それは直接参謀から渡された命令書で…ゲほッ間違いありません…」 参「貴様…!」 ナ「じゃあALBM撃ったのも覚えてるよね?」 大「は…ハイ…私が撃ちました…そしたら急に目の前を異様な空間が覆ってきt」 ナ「はいありがと後の余計な話はいらないから戻ってね(無造作に大佐を掴み放り投げると同時に扉が現れ大佐を飲み込んでいく」 大「い…嫌だァァ早く外にだしてくr」 ナ「次は参謀の軍法会議の時に出してあげるさ…とまぁこれが君の余罪「保身の為だけによる自国への核攻撃」ここまで揃えばもうコネクション使っても「極刑」だよね」 再び指を鳴らし元の閣僚部屋に戻る |
L「…」 香「…」 ナ「まぁこの件は君達にも隠してたからね、君たちも私たちに隠し事してたりするんだしこれでおあいこさ」 L「そう言う事にしておきましょう…では参謀殿…すべての罪が公の元になったのでご同行願いますでしょうか?」 参「クソ!どうせ死刑になるぐらいなら!」 参謀が拳銃を取り出し構える 香取がすぐさまLを庇う様に間に入る すぐに逃げれるように身構えるL 相変わらず退屈そうに頬杖をついて眺めるナイラーテ ナ「あれ?私は庇ってくれないの?まぁL君の秘書なら当然か。上手くいけば任務部隊の厄介者を一人排除できるって訳だし?いやいや実に計算高いし大いに結構。L君の秘書としては満点だ」 自嘲気味ながらに煽るナイラーテ 香「貴方…!」 参「ずいぶん余裕そうだな貴様!」 ナ「ふむ…見たところデザートイーグル44口径モデル、装弾数は8、軍の支給品ではないから個人用かな?となると弾頭は殺傷能力の高いホローポイント弾と言ったところか。頭と心臓に1発づつ当たれば3人全員道連れにはできるね」 ナイラーテが退屈そうながらも嘲笑を含んだ声で言う ナ「まぁ、当たればだけどね」 L「おやめください参謀殿…!それは今ある選択肢の中で最も最悪な選択です…!銃を下げてください…!」 参「うるさい!死刑以上の最悪の結果なんてあるものか!貴様ら全員道連れだ!」 参謀が拳銃を発砲する、香取に2発、ナイラーテに2発、そしてその2人を撃った直後に逃げ出すであろうLに向けて2発 しかし放たれた銃弾は当たることも外れることも無くただ空中に『静止』していた ナ「あーあ、せっかく優しい優しいL君が忠告してくれたのにねぇ…実はあるんだよね、死刑以上の最悪な結果が」 ナイラーテが呆れ顔で言い放つ 参「このっ!」 参謀がナイラーテに銃を向けた瞬間参謀の右腕が未知の力で切り飛ばされる 参「がぁっああああああ!腕が!私の腕が!」 ナ「さてこれでさらに余罪の追加だ、私やL君や香取君に銃を向けて実際に発泡したって罪がね。その右腕と銃と発射された弾丸は証拠品として貰い受けよう」 ナ「あと心配するな、切断面は切断と同時に治癒してるから失血死することはない。まぁ痛みはそのままだがね」 ナ「んーあとは…そうだな…変に暴れられると面倒だ、手も足も出せないようにしておこう。言葉通りにね。裁判所に立つのに手足は不要だろう」 次の瞬間参謀の残った左腕と両足が切断される ナ「残りの手足には何の価値もない。せいぜいが動物の餌だ…喰らいつくせ『不可視の怪物』 そのセリフと共に残りの手足が姿を消し肉や骨を噛み砕く音が部屋に響く L「(絶句)」 香「(絶句」 ナ「…大丈夫?SAN値チェックする?」 L「いえ…大丈夫です…」 ナ「じゃあ君たちの部隊員連れてきてこの芋虫と右腕を連行しておいて。一応君たちが占拠してる場所なんだから」 香「…では2名ほど隊員を呼んで連行します」 |
L「しかし以外でしたね…」 ナ「何がだね?」 L「貴方の事です…銃を向けられて発砲までされてるのですから四肢切断以上にもっと凄惨な状態になるものかと…」 ナ「HAHAHAナイスジョーク、私があの程度で済ますわけないでしょ。何事も順番さ順番」 L「順番って…でもあれだけの罪だと死刑は確実でしょう…その後にどうこうできますか…?」 ナ「実は参謀の四肢を切断した際に同時に不老不死を付与してやったのさ」 L「という事はまさか…」 ナ「そう、あの参謀は何をされても死なない、んで基本的に死刑執行して生きてた場合は…?」 L「釈放…になりますね」 ナ「そこからだよ私へ銃を向けて刃向かった罪を償うのは…ただどれだけの回数の処刑を受けるのかまでは知ったことではないがね」 ナ「とまぁ搬送も終わったようだし私は帰るよ」 L「こちらも部隊を撤退させることにしましょう」 ナ「じゃ、次はお互い敵同士にならないことを祈って」 L 「それは同感です…では…」 L(香取さん…これからは任務部隊とあの邪神の動向により警戒を強めて下さい…利用するにもしてもバレるとこちらもただではすみませんから…) 香(了解です…より一層立ち振る舞いに注意します) |
20■■/■■/■■ 今日は久しぶりの「執行日」だ、何にせよ人の命を奪う行為なのだから気分の良いものではない… だか決められた順序通りすれば大体20分で終わる 死刑囚の顔に袋をかぶせ、首に縄をかけ祈りを捧げ部屋に戻りボタンを押す。ものの10分もすれば執行完了 慣れてしまえばなんてことはない だが今日の死刑囚はどこか異質だった。まず両手足が無かった…これだと軽くて苦しむ時間が長くなると思いウェイトジャケットを着せた 総重量50㎏だ。これで四肢が無くても楽に逝けるはずだ。そう思っていた。 そして手順通り顔に袋をかぶせ、首に縄をかけ祈りを捧げ部屋に戻りボタンを押す 『ドゴン』という鈍い音を立てて死刑囚が首つり状態になる。あとは5~10分もすれば全て終わりだ…だけど今回は違っていた 首つり状態になって30分以上たっても死刑囚はもがいていたのだ!普通ならとっくに死んでないとおかしい! 台に上りロープのかかり具合を見たが頸動脈の圧迫どころか首がちぎれてもおかしくないレベルの負荷がかかっていた 私は死刑執行完了と判断し死刑囚を下ろした 死刑囚は「苦しい…苦しい…」と呻いていた 普通なら気管がつぶれて喋れないはずなのに… 私は執行委員会に報告して彼の釈放を提言した。 20■■/■■/■■ 執行委員会から返答が来た。「あらゆる処刑方法を試してもいいから処刑せよ」という内容だった。 一体この死刑囚はどれだけの罪を犯したのだ!普通なら一回執行して生きてたら釈放だぞ! それから私はあらゆる処刑方法を試した。薬物投与・電気椅子・毒ガス室 どれも駄目だった。 銃殺刑も試したがとんでもない事が起こった。受けた銃創が一瞬にして回復しているのだ! 断頭もした、でも切っても魔法のように胴体に戻ってしまうのだ…!全身をプレス機に掛けて潰してもプレス機を上げると逆再生のように元に戻る! 強アルカリ液や強酸にも投げ込んだが全く駄目だった! 何なんだこれは!ばかげている!私は悪い夢を見ているのか! そしてその死刑囚は刑を執行するたびに「殺してくれ…殺してくれ…」と呻くのだ! ふざけるな!私は拷問官ではないのだ!これ以上はうんざりだ! 私はもうノイローゼになりそうだ!もう一度執行委員会に釈放を打診する!もうやってられるか! 20■■/■■/■■ 例の死刑囚の釈放がやっと決まった どうやらどこかの宗教団体が引き取ってくれるようだ そんな事はどうでもいいようやくこの苦痛から解放されるのだ |
ナ「さてこれにて全ては終了…だがしかし敢えて謎は残しておいた」 ナ「それは一体誰があの参謀を唆して過激派を支援するようにしたかだ」 ナ「まぁ私にはどうでもいい話だがね…だが」 ナイラーテの声がけたましくなる機械のような蠢く内臓のような名状しがたい音だが人の文言として聞き取れるものに変化する ■■■『そこは明かさないようにした方がお互い面白くなるよな?『影の演者達』よ』 ■■■の声が特務部隊以外の敵対組織の主要構成員の脳に直接話しかけてくる ■■■『あ、ちなみにこれ『神託』モードで話してるからそちら側からの意見は聞こえないからあしからず』 ■■■『君たちの抱える復讐心・憎悪・策謀・謀略・野望その他諸々どれをとっても私には意味が無い。全てが無価値が故にね』 ■■■『だがその無価値な者同士の争いから価値ある物語が生まれるものだ。私はそれに期待している』 ■■■『もしこの物語をより「面白く」できるというのであれば私は君たちへの協力も惜しまないよ』 ■■■『なので要望があれば私に連絡をつけると良い「輝ける智慧教団」は君たちの身近にもある、ソレをつてにするといい』 ■■■『ただし私自身が手を下すことは無い、あくまで支援どまりだ。物語を描く主役はあくまで「君達」であり私は「傍観者」にして「扇動者」だからな』 ■■■『それでは『影の演者達』よごきげんようまた縁があればどこかで』 補足 「輝ける智慧教団」:こちらの世界で言う「フリーメイソン」に代わる組織 正確には古い時期の段階でフリーメイソンを■■■が乗っ取る形で作られた組織 影響力は大きく前述のとおり「世界を動かす」事が出来るほどの権力を持つ 参謀が何度も処刑に合わされたのはこの組織の人間が紛れていた為 任務部隊や特務部隊・他の組織とは基本的には特に関わることなく「全てに対して中立」を維持している しかしこの中立は「どこにも手を貸さない」ではなく「どこにでも手を貸す」意味での中立である よってこの世界線にはフリーメイソンは存在しない |
ルルーシュ「しっと団と組むなど、任務部隊も落ちるところまで落ちたものだな・・・!」 ノーピス「しかししっと団と組んだ結果、貴方の兵士が大きく削られたようですが・・・」 ルルーシュ「確かに兵士は減ってしまった・・・だが!このJUN国にはたくさんの同胞がいる・・・!すぐにでも仲間は再び集うだろう・・・!」 ノーピス「そう、ですか・・・」 アンジェラ(オリジナル)『ルルーシュの作戦は失敗・・・というより、奴がおろかすぎて失敗、って所かしら?』 ノーピス「そうですね、やはり私が改造手術をすればよかったかと・・・そうだ、残党メンバーが居ない衛生兵信奉会はもう必要ないので、代わりに貴女がトップになったらいかがで・・・?」 アンジェラ(オリジナル)『私は衛生兵信奉会を突き落とす気は今の所は無い、あいつらが暴れるおかげで私は・・・とっておきの三つの計画を練れているから・・・』 ノーピス「そうですか・・・『ふん、あんな奴は用済みで捨ててもいいだろう・・・まぁ良い、もう暫くはオレも従っているフリをするか(小声)』」 |
ノーピス「この手に入れたレガリア使ってみたけど大型動物や私が作った生物兵器に付けても全く作動しないぞ?どうなってるんだ?」 ノーピス「そもそもこのレガリア解体しても構造は簡単なくせにどう言う理論で動いてるのかサーチしてもさっぱりだ…本当なんだこれは」 その直後研究室の「影」から声が出る ???「ああそれはですね、微細なブラックボックスをいくつも緻密に仕込んでるからです、まぁ貴方方には到底理解できないレベルの物で「人間」にしか対応していないんですよ。なので野生動物とかにに取り付けたところで機能なんていたしませんよ?」 ノーピス「!?だ!誰だ貴様は!一体どこから…!」 相変わらず研究室の影から話しかけてくる声 ???「私が誰かとかどこから来たとかなんてどうでもいい事でしょう。とりあえず行き詰まってる貴方様にヒントを与えようと思いまして伺った次第です」 ノーピスは机の上に置いてある拳銃を取ろうとする ???「おっと、私を撃つのは構いませんがその先にあるのは貴方様にとって恐らく最悪の運命ですよ?」 ノーピス「…っ!」 今まで感じたことのない程の悪意と殺意を受けて拳銃を取るのを止める ???「ええ、それが賢明な判断です」 ノーピス「と…所でさっき…ヒントだと言ったな?」 ???「ええ、貴方は熊とかライオンとかの大型動物、はたまた自作の生物兵器を何体か改造した上で「レガリア」を使おうとしてますね?」 ノーピス「ああ…そうだが?」 ???「それ自体が間違いなのですよ、そも何故「レガリア」が人間同士にしか作用しないようになっているか分かってますか?」 ノーピス「…いや分からないが」 ???「それは「素材」として一番入手しやすいからですよ。なのでレガリアは「人間」にしか作用しないのです」 ???「ここまで言えば聡明な貴方様ならあとはどうしたらいいか分かるでしょう」 ノーピス「人間を多数改造してそれにレガリアを装備させる」 ???「大正解、しかし前提として人から生まれた人間を改造しなければなりませんが」 ???「ただどうしてもここで問題が生まれます。人間一人の大きさなんて程度が知れてます。周りは機動兵器を持ってたりしますからね」 ???「そしてここからがノーピス博士の腕の見せ所です」 ノーピス「どういう事だ…?」 ???「「人間」を「人間」のまま大型化させて機動兵器にも対抗できる生物兵器を作るのです」 ノーピス「!?」 ???「無論手法は貴方様にお任せします。一人の人間を極限まで肥大化させるか、「個の人間」を保ったまま多人数を継ぎ接ぎにして巨大化させるか。はたまた貴方様が作った怪物に「人間」の脳を「人間」のまま移植するか」 ノーピス「確かに貴様が言う通り人間は数は多い、だが確保するのが難しいだろ、組織の人間を使う訳にもいかないし、そこはどうすればいいというのだ…?」 ???「お望みであれば我々がいくらでも「素材」をご提供できますよ?世界中には多くの「囚人」という警察に捕まった間抜けどもが数多いますし?」 ???「刑務所からしたら管理しないといけない囚人が減って仕事が楽に、貴方様にとっては豊富な「素材」が手に入る。正にWin&Winな関係でございましょう?」 ???「それに囚人共の凶暴性や犯罪の為の知能を統一出来れば下手な兵士よりさぞ強い生物兵器が出来るでしょう、それに相手は犯罪者、何をしようと何の呵責もないでしょう」 ノーピス「だが犯罪者なんて自分勝手な連中だ!兵器化しても見境なしに暴れだすだろう!どう制御しろと!」 ???「んー…そうですねぇここでその答えをお出ししても良いのですが…それでは貴方様の発展に繋がりません。自分でお考え下さい?」 ノーピス「…まぁいいだろう…胡散臭い話だが…その話に乗ろう」 ???「流石大科学者です!話が早い。では数日のうちに「素材」をご提供しましょう!」 ノーピス「で?いくら払えばいいんだ?」 ???「いえいえお代なんて必要ありませんこれは我々の「慈善活動」なのですから」 ノーピス「ずいぶんタチの悪い慈善活動だな!」 ???「ええ周りからもよく言われます。では今後とも御贔屓に」 ノーピス「ま、待てお前は一体…!」 ???「欲の最果てにこそ真理在れ、貴方様の研究欲求のその最果てにて貴方様が自身の真理に至る事をお祈り申しあげております」 |
再生開始 香取「L司令、衛生兵信仰会の方で動きがあったようです」 L「相変わらずの諜報能力ですね…一体何があったのですか?」 香取「恐縮です、衛生兵信仰会の一人のノーピスに何者かが接触を図ったようです」 L「よく調べてくれましたね…それで接触を図ったのは何者ですか…?」 香取「それが姿を見せず影として現れたそうです、どうやら研究に行き詰まっていた彼に「ヒント」を出したとか」 L「となると十中八九ソレはあの「邪神」でしょうね…まさか直接接触を起こすとは…」 香取「私もそう思うのですが理解が出来ません。なぜ敵側に対して「ヒント」を渡しに行ったのかが不明です。自身の首を絞めるような事ですよ」 L「香取さん、あの「邪神」にとっては味方への利害なんて関係ないんですよ…以前からでしたがあの者は「面白くなる」と考えれば何でもしますよ…本人もでも言ってたでしょう「私には味方も敵も居ない」と…」 香取「本当に厄介極まりないですね…」 L「「邪神」を擁する任部隊をこちらの都合よく使おうとしてたら逆に利用される可能性もあります…より一層の警戒と情報収集をお願いしますね…特に「邪神」は見境なしにあらゆる方向に接触を図る可能性が高いですから…」 |
ノーピス「課題は残るが何とか制御実験は成功だな…しかし…これは…いくら何でもこの方法は…!」 ノーピスはドラム缶サイズのガラスケースを覗き込んでいた ???「お見事です!無事制御方法にたどり着かれたのですね!貴方様は自身の心理に一歩近づいたのです!祝福いたしましょう!」 影から以前の声で賞賛と拍手が響く ノーピス「だがおかげで自分でも自分が嫌になるぐらいの外道に走る羽目になってしまったがな!!」 激昂したノーピスが机を叩く 呆れたような声で「影」が言う ???「科学の進歩には時には道を外れなければならないこともあるのです。それは科学者である貴方達が一番理解してるでしょうに」 ???「それに「道を外れる」という点ではあなたはもうとっくに踏み外してるではありませんか。なのに今更何の呵責があるというのですかね?」 ノーピスがさらに声を荒げる ノーピス「確かに私は傍から見れば既に道を外れた!だがこれはそれ以上の外道行為だ!」 影が嘲笑う様に言う ???「まぁまぁ落ち着いて、やった事はたかが「まだ自我が確立されていない赤子の脳を十数人分抜き取って繋ぎ合わせて制御装置に仕立て上げた」程度でしょう。」 ???「そんなの貴方様が今までに改造してきた生物の数を考えれば温い温い」 ノーピス「貴様…!」 影がノーピスがなぜ激昂しているのか全く理解できない様子で質問してくる ???「それともあれですかね?「試験管ベビー」でなく「ちゃんと母体から生まれてきた赤子の脳を使わないといけない」というのが気に入りませんでした?それとも「素材提供」の代償にその出産現場に立ち会わせたことがご不満で?」 ノーピス「それだ!いくら外道へと走った私でも何も罪もなく親に祝福されて生まれてきたばかりの赤子を手に掛けるのは納得いかん!」 ノーピス「母子が分娩室で感動の対面をした後そのままその赤子を保育器の移すと偽って私の手術室に連れてきて…そして…私のこの手で…!」 声を荒げてたノーピスが声を詰まらせる 影から大きなため息が聞こえてきてこう続ける ???「まぁ安心してくださいその子の代わりに「試験管ベビー」と入れ替えておいたのですから。でないと事件に発展してやりにくくなりますからね。同じ遺伝子で作ってあるので問題もないでしょうに」 ノーピス「そう言う問題ではない!」 ???「しかしですねぇ「試験管ベビー」はレガリアからすると「人間外」認定なんですよね。それに自我の確立されていない脳を複数繋いで都合のよいより強力な「囚人用制御用自我」を持たせなければあの数の犯罪者の制御は無理なんですよ」 影がいかにも残念そうに続ける ???「それに貴方様が今まで手に掛けてきた成人の改造人間も元をたどれば同じですよ?それが早いか遅いか程度でそこまで激昂するとは…我々は少々貴方様の事を過大評価してしまっていたようです。まだそのような下らない良心を持っているとは思いませんでしたよ」 ???「いいですか?今ここで貴方様がどう言い繕うと残念ながら今まで貴方様がした事と今回した事は全く同じ事なのです、ならばいっそそんな下らない良心など捨てて己の探求欲求に素直になった方が楽ですよ?」 ノーピス「貴様に言われる筋合いはない…!とっとと消えろ!」 ???「まぁ今後どうするかはあなた自身でお決めください。要望があれば我々はいつでもサポート致しますので。あと個人的にはそのつまらない良心は早く捨てることを薦めます。でなければ貴方様は求める真理には永遠に至れないでしょう。ではごきげんよう」 影の気配が消える |
ルルーシュ「他の連中は衛生兵の復活に対してあまり興味がない様だが…私は違うぞ必ずこの手で復活させてやる」 ???「それで?貴方様の言う「衛生兵」は果たしてどちらの「衛生兵」ですかね?」 部屋に中性的な声と足音が響く ルルーシュ「誰だ!周りの護衛は何をしていた!」 ルルーシュが立ち上がり銃を構える ???「護衛?皆夢の中ですよ。ああ。安心して下さい殺してはいないので、彼らもまた大事な「役者」ですのでね。おっと、自己紹介が遅れましたね、私はルトラです以後お見知りおきを。あと護衛とかいくら敷いても無駄ですよ。」 姿を現した容姿と服装もまた中性的な容姿で男女の区別がつかないほどのものであった ルルーシュが引き金を引こうとすると体が動かないことに気づく ルルーシュ「貴様…一体なにを…!」 ルトラ「貴方様が以前持っていた能力ですよ…えーっと…確かー…「ギアス」とか言いましたっけ?それを使ってるだけです」 ルトラの両眼には例の「ギアス」の文様が浮かんでいた ルルーシュ「…!」 ルトラ「ああ、そうでした貴方様は出来損ないの不完全な復活で今は使えないんでしたっけ、如何です?自分が行使してた力にやられる気分というのは」 ルルーシュ「つッ…」 ルトラ「それでは再び質問を繰り返しますが貴方様の言う「衛生兵」はどちらの「衛生兵」になります?」 ルルーシュ「それはどういうことだ?まるで「衛生兵」が2人いたような口ぶりではないか」 ルトラ「ええ、実はそうなんです。最初の「生身の肉体」を持った「衛生兵」と「名前こそ衛生兵だが実態は衛生兵の人格を持った次世代スーパーコンピューター」の「メカ衛生兵」が居たんですよ ルルーシュ「!?」 ルトラ「肉体を持った方は核攻撃で灰燼と化しましたが「メカ衛生兵」の方は自爆こそしましたが大破で済んでいましてね、陰で「我々」が残骸を回収、本体の修理は完了、バックアップも破壊されたのですがそれも「我々」の手で完全に復元が完了しておりましてね」 ルトラ「つまり貴方様の悲願である「衛生兵の復活」は形は違えど一応我々完了してるのですよ。起動実験も無事終了していましてね問題なく起動しました。まぁまた休眠状態にしてますが」 ルトラ「まぁその気になれば今ここで肉体を持った方の「衛生兵」を復活させることもたやすいですがー…私自身が手を下さないといけないのでね?それは「物語のルール」に抵触てしまうので」 ルルーシュ「ならばその「メカ衛生兵」は今どこにある!!言え!!」 ルトラ「それはお答えできませんね、自力で「世界中」を這いずり回ってお探しください。あと、口の利き方には気をつけなさい?」 ルルーシュの周辺の重力が数倍に跳ね上がりルルーシュが立膝を突く形になる ルルーシュ「き…貴様…!」 ルトラ「おやおや、その程度の加重力で立膝をつくとは…流石に足腰が弱いのでは?ははっ!やはりチェリーボーイだから上手な足腰への力の入れ方が分からないのですかね?あはははは!」 ルルーシュ「っ…!貴様この私を…愚弄するつもりか…!」 ルトラは嘲笑う様に言う ルトラ「愚弄以外に聞こえました?愚弄以外に聞こえたのでしたらただの大馬鹿野郎ですね」 ルトラ「あーでも人生童貞を貫いた童話作家はそれすら誇りにしてたというか開き直ってましたが」 ルトラ「「メカ衛生兵」の強奪、それが貴方様の欲の最果てならばいつかは辿りつけるのではないでしょうか。最短の道は「我々」を打倒する事ですがそうやすやすとはいかないでしょう。生身の方もそう。彼の者の「魂魄」は「我々」が封印してるので」 ルトラ「まぁせいぜい遠回りを繰り返して不様に世界を這いずり回ってお探しください。真理への探究とは常にそう言うものです」 ルルーシュ「貴様は…貴様は一体どこの回し者だ…!」 ルトラ「んーまぁそれ位ならヒントとしては丁度いいでしょう「輝ける智慧教団」にして「任務部隊」の回し者ですよ」 ルルーシュ「!!」 ルトラ「次に会うのはおそらく戦場となるでしょうね、それではごきげんよう童貞君?」 ルトラの気配が影のように消える。同時にギアスと重力の拘束が解ける ルルーシュ「…いいだろう「輝ける智慧教団」は素性が分からんが「任務部隊」が相手と言うならこれまでと計画は変わらん!全力で任務部隊潰させてもらうぞ!この受けた屈辱を果たすためにも!」 ルルーシュ「全隊員に告ぐ、「任務部隊」の連中が「メカ衛生兵」復活に成功したとの事だ!これより任務隊の基地に全力で攻勢をかけ「メカ衛生兵」を奪取する!ただしどこに保管されてるか不明の為施設への攻撃は出来るだけ避けるように!」 ルルーシュ「それと「ルトラ」と名乗る人物の確保もだ!監視カメラでその姿はしっかりとらえてある!その写真を配るので全力で探せ!」 ルルーシュ「第一目標!「メカ衛生兵」の回収!第二目標「ルトラ」本人又は関する個人名簿などの情報の確保!では行くぞ!我らレインボー衛生兵信仰会の名に懸けて!」 |