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投稿者:kiya
<借りかた・返しかた> <レンタカーの借り方>空港で借りるか、町で借りるか。 空港の場合は、借り出しは容易だが、大きい空港では、レンタカー営業所は空港の外に有る場合も多く、シャトルバスでの送迎になる。 町中の営業所は駅に有る場合は見つけやすいが、それ以外は、営業所の場所を把握しておく。駅から徒歩では行けない事も多い。 駅に有る店舗はレイル・ウェイ・ステーションと書いてある。 レンタカーは借りるときに、営業所で契約書を交わす。任意保険を勧められるので、自分で判断する事。 なるべく大手のレンタカー会社を選びましょう。中小会社の場合は、トラブルも多いと聞く。 AVIS、Hertz、Europcar、Budget、Alamo、Sixt、などは良いと思う。 それ以外には、近年はレンタカー・コムというレンタカー取扱いサイトが有り、同じHertzを借りるにしても、レンタカー会社のウェブよりも安いのでお得だ。 レンタカー・コムを何度も利用しているが、しっかりしていている。 ただし、このレンタカー・コムで予約する場合も、上記の信用あるレンタカー会社を選びたい。 また、JALやANAのマイレージ会員は、航空会社のサイトでレンタカーを予約すると、レンタカー会社のウェブ料金よりも10~15%引きになる。 、 借りたい町で、これらの営業所が有るか、価格はどうか、走行距離無制限か、などをみて選ぶ。 町の営業所は、どの町にも有ると言う訳ではない。また、その時により営業所が無くなったり、 貸出専用で返却は別の場所という場合もあるので、注意書きをよく見て決める。 空港貸出では、駐車場の〇〇番にくるまが有ると言われるだけで、自分で行き、車のキズなどをチェックして、そのまま出かける事になる。 <レンタカーの返し方> 大きな空港はレンタカーの返却が難しい。まず、空港の手前のガソリンスタンドでガソリンを満タンにする。 そのためには、空港の手前のどこにガソリンスタンドが有るか調べておく。空港に向かう側の店で有ることが条件で、 でないと、道の反対側だと行かれない事も多い。場所は、空港から5~6km以内のスタンド。 満タンにしないで返却すると、ガソリン代+手数料を取られ、自分で入れるガソリン代の3倍くらいの金額になる。 一般的にレンタカーは貸出時満タンで、返却時も満タンで返却する契約だ。 レンタカーは、スタンドを探しているとなかなか見つからない事もあるので、ガソリンが半分になったら給油を心掛ける。 私も一度だけガソリンが無くなり赤ランプが点滅して焦った、だが隣の小さな町まで15kmあって、心配しながら着いたこともあった。 カナダなどでは、この車であと何キロ走れるかという表示が出る。ガソリンスタンドは100km先という事もザラだ。 ガソリンスタンドは大きなスーパーに併設されていることも良くあるが、セルフで係員は居らず、現金、クレジットカードのどちらも使えない事もあった。 使えないと書かれた看板(写真①)が有る場合もある。 オフィスがあるスタンドでは、カードで多めに先払いする。そしてガソリンを入れた後もう一度オフィスに行き、支払い過多の分をカードで払い戻しを受ける。そんなスタンドもある。 たとえば、ガソリン代40ユーロをカードで先払いして、ガソリンが25ユーロ分入ったら、オフィスで15ユーロをカードに入金してもらう払い戻しを受ける。 まあ、いろいろあるので行ったとこ勝負だ。 空港に着いたら、レンタカー・リターンという標識を見逃さずに、標識に沿って何処までも進む。 標識は小さくて分かりにくい事も多いので、上手く返却できるかどうかは、空港に入ってからが勝負だ。助手席のナビゲーターと2人で、注意深く進むことが大切だ。 空港返却が上手になれば1人前と言える。 地方の小さい空港は、こんな事は無くて、至って簡単に返却できるだろう。 目的地の近くの地方の町まで電車で行き、そこでレンタカーする方が道が分かりやすくて良い。 <レンタカーの乗捨て> レンタカーはワンウェイレンタルという、乗捨ても出来る。借りた場所に返却しなくて良いので、旅行計画が作りやすく、私はこの借り方が多い。 注意点としては、知らない町に返すので、返却場所を良く調べてそのつもりで。 乗捨ては、同じ国で返却しても、近年は乗捨て料金が加算される。場所により、料金はまちまちだ。 ヨーロッパなどでは、違う国にも返却できるが、乗捨て料金だけで300~500ユーロ取られるので、お勧めできない。 <道路> ヨーロッパではイギリスだけが日本と同じ左側通行で、他の国は左ハンドルの右側通行になる。 イギリスをはじめヨーロッパで多いのがラウンドアバウトと呼ばれる道路交差。交叉点はサークル状になっていて、円を描くように回る。 左側通行のイギリスでは右回り、右側通行の他の国は左回りで回って抜け出る。 ラウンドアバウトは一旦停止、中で回っている車が優先、日本では経験が無いので、十分注意。 どの道路から出るのかを見極めるのが、思いのほか迷う。ラウンドアバウトを抜けて直進だと思っていても、中に入って回り出すと、どの道が直進なのか分からなくなる。 普通の交差点と違い、2本目が直進とは限らない。だから、何本目の道から出るかを、入る前にチェックする。 大きなラウンドアバウトは、車線が何車線も有り、パリの凱旋門の周りは5車線以上有る。  大きいラウンドアバウトはなかなか大変で、ルールとしてすぐに道を出る場合は外側車線、直ぐに出ない場合は内側車線に入り、出る場所が近づいたら外側車線に移動する。 サークル状の車線を走っているので、カーブしながらの車線変更になるので、これは易しくない。 また、イギリスの距離はマイル表示で、他の国はメートル。 道路標識は、日本とほぼ同じだが一応、走る国の標識をガイドブックなどで、あらかじめ確認しておきたい。 私の経験では、何の標識か分からなかったのは、下の写真②だ。 これは道路に凸凹があるというマークで、工事中の道路だけでなく、住宅地の中などでは強制的に徐行させるため、道路が凸にしてある。 ここを30km以上で走ると、ガタン!と強い衝撃が有り、車が壊れるかと思う程にショックが有るので注意。凸道路は住宅地では数多く設置されている。 スピード制限の標識は日本と同じだが、村の脇を通る道では、村に近づくと制限速度が低く出て、村を抜けると解除の標識写真③で、元のスピードに戻せる。 また、町や村の端あたりに名前に斜線の入った看板、写真④がある。 これは、ここでこの村が終わりです、というマークだ。 最近はEUでは国境検問所が無くなったので、国境では写真⑤の看板が有る。 駐車場は、有料駐車場が多いが、値段は安い。一般的には、何時間止めるか決めて駐車券を購入して、フロントの見えるところに出しておく。 ヨーロッパは日本とは逆に、週末は無料になる駐車場も多い。 また、町の中心部の駐車場は回転をよくするために、駐車時間は最高15分まで、というところも多い。 路上駐車はいろいろなので、出掛ける国の規則を調べるなり、駐車する町で人に聞くなりするのが良いと思う。 写真①、 写真②、  写真③、 写真④、 写真⑤  続く・・・
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