旅レポート
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海外レンタカー 借り方、走り方、
kiya 投稿日:2020年06月26日 13:55 No.72
海外レンタカーの旅は楽しい、見知らぬ町を抜け見知らぬ田舎道を行く。 
村にはひっそりとレストランやカフェがあり、ときにランチで店に入ってみる。
文字は読めなくても、言葉は通じなくても、周りのお客さんを見まわして、美味しそうな料理を目にしたら、「あれ!と同じもの」を下さいと注文する。
そんなとき、ああ、旅をしているなー!!と旅人感に浸る。自分は今日を行く旅人だと感じる、私は、そんな旅が好きだ。

高速道路は日本よりも安く、イギリスやドイツではタダだが、旅行していて高速道路は急ぐ時以外は乗らない。
アウトバーンも1、2度走れば、こんな感じだと分かり、記念になればもういい。
高速道路は、実に詰まらない、楽しくない、すぐ飽きる、早く移動するための手段でしかないと思う。

レンタカーで走ることは、難しくない、きっとバスや電車に乗る方がもっと難しいだろうと思う。
私は自宅では、車に乗ることは少なくて、車の保険も年間3000km以下の、最低しか乗らないプラン契約だ。
車に乗るのは週に1~2回、片道5~10キロ程度の近くの買物ぐらいのものだ。
そして、私は車が好きなわけでも無く、運転も下手でも上手くも無く普通だ。特に車に興味も無い。どんな車でも良くて、スムーズに走って荷物が乗ればそれで十分だ。

海外でレンタカーで走るのは、日本で走るのと何も違わない。 だから日本で車に乗る人は海外でも、皆さん同じ様に乗れるだろう。
車も同じ、道路も同じ、交通ルールも同じ、交通マナーも同じ、違う点はごくわずかだ。
右側通行なので左ハンドルになること、ギヤは右手で操作する事、方向指示器とワイパーが逆なこと、くらいかな。
あとは、ガソリンを開けるレバーは車ごとに違うので、最初に確かめること、ライトの点き方をチェックする事(ヨーロッパでは日中も常時点灯)。
交通ルールで違うのは踏切。日本は一旦停止だが、ヨーロッパでは一旦停止は無くスローにしてそのまま進む。
制限速度はだいたい日本よりも速い。でも、日本のスピードで走ればよい。
信号は、日本と違い青になる前にも黄色になるし、これは親切で、便利。

<初めての海外レンタカーは>
最初の海外レンタカーは、日本と同じ左側通行の国が良いと思う。字が読めなくても、勝手が違っても、同じ左側通行ならば、とっさのとき間違えることが無い。
イギリス、オーストラリア、タイ、マレーシアなどだ。 そこで、「やれたよ」と思ったら、次に右側通行の国で走るのが良いと思う。



<ミッション>
国では、ハワイ、カナダ、アジア、などはオートマ車が一般的で黙っていればオートマ車になる、だが、ヨーロッパでは、マニュアル車が一般的で黙っていればマニュアル車になる。。
ヨーロッパでは、オートマは空港にはあるけど、町の営業所には無いことが多い、ので、ヨーロッパで借りるときは、オートマ車の人は、指定が必要です。 



<安全のために>
知らない国の、知らない道を走るのだから、安全には最大限の注意を払いたい。事故が起きて外国語での交渉など、考えただけでもゾッとする。
私が思っている事は、・・・走り慣れた日本のスピードで走ること。 そのために、後続車に追いつかれたら、道を譲る、路肩によける、などの配慮しながら走る。
運転の基本である、前方以上に常にバックミラーを見ながら運転する心掛けが大事。 

時間に余裕を持ち、あわてないこと。暗くなったら運転しないこと。
日本から朝の到着便など、寝不足では、レンタカーを借りないこと、など。
借り出し時は30分程はゆっくり走り、初めて乗る知らない車種なので、借りた車の感覚をつかむこと。

心掛けとして、自分で日頃運転が上手いと思う人は愚かで、異国では危険が隣り合わせだ。 
いつも海外レンタカー初心者の気持ちでいることが大事で、毎回、初心者だから安全に行こう!と、自分に言い聞かせる。




<料金>
利用客の多い1000cc程度の小型車は断然安く、客の利用率の低い車ほど(中型・大型、、ワンボックス、RV車など)どんどん高くなる。
安いマニュアル車を予約していても、当日オートマとか大きいサイズの車になることは、よくある。これは営業所の都合なので、料金は予約した通りでOK。
料金は何処まで含まれているか確認する。税金、走行距離制限、追加運転手の料金加算、乗捨て料金などがありウェブでは一般的には合計金額で表示されるが、
走行距離制限が有るか無いか自分で確認すること。
ヨーロッパでオートマ車は客が少ないので、マニュアルよりも料金がぐんと高くなる。

借りる車は、コンパクトでもハッチバックでも荷室部分のカバーがあるので、この中に荷物を収めて、見えない状態で収納できることが大切。
駐車しているときは、座席にも荷物を置かない事。荷物が見えることが、ドロボーの心理をくすぐるから。
従って、車を借りる人は、合計人数と旅行カバンの状態を、レンタカーを予約するときに、考慮しておく必要が有る。

私は人を乗せるときは、レンタカーなのでみんなの荷物が積めるように小さな旅行カバンでお願いしますね!と言ってバッグの大きさを確認する。  60Lや70Lのハードバッグなんて以ての外だ。
有ればなるべくソフトバッグでお願いする。 ハードだと1cmきついと入らないが、ソフトなら少々の融通がきくからだ。


任意保険は出来たら入ったほうが良い。料金には対人対物が含まれるが、必ず免責金額が設定されている。
免責額はこの30年で5倍になった。最近のヨーロッパでは1500ユーロ(20万円)前後。ただし、アジアでは免責額も安い。
従って、事故を起こした場合、1500ユーロまでは払わなくてはならない。これをカバーする保険が任意保険だが、保険料はレンタカー代金と同じくらい高い。
合わせるとレンタカー代金合計は2倍くらいになる場合も多い。

それ以外に、デポジットとしてクレジットカードで500ユーロ前後の補償金を加算されるが、無も無く返却すれば補償金加算は取り消されるので、心配は無い。


kiya 投稿日:2020年06月26日 14:27 No.73
<借りかた・返しかた>
<レンタカーの借り方>空港で借りるか、町で借りるか。
空港の場合は、借り出しは容易だが、大きい空港では、レンタカー営業所は空港の外に有る場合も多く、シャトルバスでの送迎になる。
町中の営業所は駅に有る場合は見つけやすいが、それ以外は、営業所の場所を把握しておく。駅から徒歩では行けない事も多い。
駅に有る店舗はレイル・ウェイ・ステーションと書いてある。

レンタカーは借りるときに、営業所で契約書を交わす。任意保険を勧められるので、自分で判断する事。
なるべく大手のレンタカー会社を選びましょう。中小会社の場合は、トラブルも多いと聞く。

AVIS、Hertz、Europcar、Budget、Alamo、Sixt、などは良いと思う。
それ以外には、近年はレンタカー・コムというレンタカー取扱いサイトが有り、同じHertzを借りるにしても、レンタカー会社のウェブよりも安いのでお得だ。
レンタカー・コムを何度も利用しているが、しっかりしていている。 ただし、このレンタカー・コムで予約する場合も、上記の信用あるレンタカー会社を選びたい。
また、JALやANAのマイレージ会員は、航空会社のサイトでレンタカーを予約すると、レンタカー会社のウェブ料金よりも10~15%引きになる。

借りたい町で、これらの営業所が有るか、価格はどうか、走行距離無制限か、などをみて選ぶ。
町の営業所は、どの町にも有ると言う訳ではない。また、その時により営業所が無くなったり、
貸出専用で返却は別の場所という場合もあるので、注意書きをよく見て決める。
空港貸出では、駐車場の〇〇番にくるまが有ると言われるだけで、自分で行き、車のキズなどをチェックして、そのまま出かける事になる。

<レンタカーの返し方>
大きな空港はレンタカーの返却が難しい。まず、空港の手前のガソリンスタンドでガソリンを満タンにする。
そのためには、空港の手前のどこにガソリンスタンドが有るか調べておく。空港に向かう側の店で有ることが条件で、
でないと、道の反対側だと行かれない事も多い。場所は、空港から5~6km以内のスタンド。
満タンにしないで返却すると、ガソリン代+手数料を取られ、自分で入れるガソリン代の3倍くらいの金額になる。
一般的にレンタカーは貸出時満タンで、返却時も満タンで返却する契約だ。

レンタカーは、スタンドを探しているとなかなか見つからない事もあるので、ガソリンが半分になったら給油を心掛ける。
私も一度だけガソリンが無くなり赤ランプが点滅して焦った、だが隣の小さな町まで15kmあって、心配しながら着いたこともあった。
カナダなどでは、この車であと何キロ走れるかという表示が出る。ガソリンスタンドは100km先という事もザラだ。

ガソリンスタンドは大きなスーパーに併設されていることも良くあるが、セルフで係員は居らず、現金、クレジットカードのどちらも使えない事もあった。
使えないと書かれた看板(写真①)が有る場合もある。
オフィスがあるスタンドでは、カードで多めに先払いする。そしてガソリンを入れた後もう一度オフィスに行き、支払い過多の分をカードで払い戻しを受ける。そんなスタンドもある。
たとえば、ガソリン代40ユーロをカードで先払いして、ガソリンが25ユーロ分入ったら、オフィスで15ユーロをカードに入金してもらう払い戻しを受ける。
まあ、いろいろあるので行ったとこ勝負だ。

空港に着いたら、レンタカー・リターンという標識を見逃さずに、標識に沿って何処までも進む。
標識は小さくて分かりにくい事も多いので、上手く返却できるかどうかは、空港に入ってからが勝負だ。助手席のナビゲーターと2人で、注意深く進むことが大切だ。
空港返却が上手になれば1人前と言える。
地方の小さい空港は、こんな事は無くて、至って簡単に返却できるだろう。
目的地の近くの地方の町まで電車で行き、そこでレンタカーする方が道が分かりやすくて良い。

<レンタカーの乗捨て>
レンタカーはワンウェイレンタルという、乗捨ても出来る。借りた場所に返却しなくて良いので、旅行計画が作りやすく、私はこの借り方が多い。
注意点としては、知らない町に返すので、返却場所を良く調べてそのつもりで。
乗捨ては、同じ国で返却しても、近年は乗捨て料金が加算される。場所により、料金はまちまちだ。
ヨーロッパなどでは、違う国にも返却できるが、乗捨て料金だけで300~500ユーロ取られるので、お勧めできない。

<道路>
ヨーロッパではイギリスだけが日本と同じ左側通行で、他の国は左ハンドルの右側通行になる。
イギリスをはじめヨーロッパで多いのがラウンドアバウトと呼ばれる道路交差。交叉点はサークル状になっていて、円を描くように回る。
左側通行のイギリスでは右回り、右側通行の他の国は左回りで回って抜け出る。

ラウンドアバウトは一旦停止、中で回っている車が優先、日本では経験が無いので、十分注意。
どの道路から出るのかを見極めるのが、思いのほか迷う。ラウンドアバウトを抜けて直進だと思っていても、中に入って回り出すと、どの道が直進なのか分からなくなる。
普通の交差点と違い、2本目が直進とは限らない。だから、何本目の道から出るかを、入る前にチェックする。
大きなラウンドアバウトは、車線が何車線も有り、パリの凱旋門の周りは5車線以上有る。 
大きいラウンドアバウトはなかなか大変で、ルールとしてすぐに道を出る場合は外側車線、直ぐに出ない場合は内側車線に入り、出る場所が近づいたら外側車線に移動する。
サークル状の車線を走っているので、カーブしながらの車線変更になるので、これは易しくない。

また、イギリスの距離はマイル表示で、他の国はメートル。

道路標識は、日本とほぼ同じだが一応、走る国の標識をガイドブックなどで、あらかじめ確認しておきたい。
私の経験では、何の標識か分からなかったのは、下の写真②だ。
これは道路に凸凹があるというマークで、工事中の道路だけでなく、住宅地の中などでは強制的に徐行させるため、道路が凸にしてある。
ここを30km以上で走ると、ガタン!と強い衝撃が有り、車が壊れるかと思う程にショックが有るので注意。凸道路は住宅地では数多く設置されている。

スピード制限の標識は日本と同じだが、村の脇を通る道では、村に近づくと制限速度が低く出て、村を抜けると解除の標識写真③で、元のスピードに戻せる。
また、町や村の端あたりに名前に斜線の入った看板、写真④がある。 これは、ここでこの村が終わりです、というマークだ。

最近はEUでは国境検問所が無くなったので、国境では写真⑤の看板が有る。

駐車場は、有料駐車場が多いが、値段は安い。一般的には、何時間止めるか決めて駐車券を購入して、フロントの見えるところに出しておく。
ヨーロッパは日本とは逆に、週末は無料になる駐車場も多い。 また、町の中心部の駐車場は回転をよくするために、駐車時間は最高15分まで、というところも多い。
路上駐車はいろいろなので、出掛ける国の規則を調べるなり、駐車する町で人に聞くなりするのが良いと思う。

写真①、 写真②、  写真③、 写真④、 写真⑤ 

続く・・・


kiya 投稿日:2020年06月26日 14:53 No.74
レンタカーの旅では、道路地図かカーナビが必需品だ。

 レンタカーにもナビは付けられるが、日本なら無料でも、ヨーロッパではカーナビは有料で1週間借りると1万円位だ。 それに、現地語や英語では私には使いきれないし、操作を覚えるのに現地で時間を掛けたくも無い。 そんなわけで、レンタカーのカーナビは利用したことが無い。

私は、20年間は、地図だけでヨーロッパを走って来た。
しかしその後、カナダを旅行するときに、ガーミンのカーナビを購入した。 その訳は、カナダの田舎で道を間違えると、途中、なにも目印が無いので、次の町に着いて間違った!と気が付いた時には、すでにもう100kmも先まで、行き過ぎているだろう。
それは、いやだなー!と、ようやく旅行用に小さなサイズのカーナビを買った。

ただし、カーナビは世界の地域ごとに地図が違うので、北米大陸用、ヨーロッパ用、それぞれのマイクロSDカード地図を買う事になる。 
便利なのは、世界のどこでも日本語で案内してくれること、行く場所を何十か所も、あらかじめ日本で出発前にセット出来る事だ。

ただ、最近はスマホのグーグル地図や無料アプリでもカーナビ機能のアプリがあり、とても便利だ。
グーグルは行く地域をオフライン地図にダウンロードして使う事、無料アプリは行く地域をダウンロードして使う事。  いずれも、オフラインで使えるので、Wi-Fiが繋がっていなくてもOKで、費用は掛からない。

ポイントは、スマホを車のどこに固定して、画面を見ながら使うか?
フロントガラスだと画面が遠くなり見づらい。ダッシュボードだと車の振動で外れやすい。・・・私はエアコン吹き出し口に針金でぶら下げている。画面は近いし、振動でも外れないし、荷物にもならなくてとても良い。もちろん、スマホカバーにも針金を通すように工夫してある。

スマホをカーナビとして使うと、電力消費がとても大きいので、充電しながら使わないと20分とは持たない。
そのためには、電気を供給するパーツの用意が不可欠だ。

個人旅行は、すべてが個人の工夫の旅でもあると、おもう。

<旅行の価値観>
ぼく達にとって大事なことは、旅行で満足出来る事です。
そして満足感とは、目的地に行くことが1/3、 村の宿に早く到着して、雰囲気や家並みを楽しむことが 1/3、 そして移動の途中の村や町に立寄りながら進む楽しみが 1/3、です。
そうです、レンタカーの旅は、小さな冒険心と期待に満ちた旅人に、なれるのです。

だから旅行は、自分で自力で行くことが何より大事です。
自力で行けない旅行先に、連れて行って貰う(チャーターとか案内)旅行は、行く事だけという、1/3の価値しかありません。
そんな旅行は、つまらない旅だと思っています。

いつも、自分を旅人にしてくれる、そんな旅行を求めています。


ビビアン1019 投稿日:2020年09月10日 12:01 No.89
kiyaさんの仰る通り、家族で行くドライブ旅行も良いですが
旅仲間で行くドライブ旅行もまた違った趣きが有って楽しいものです。
生い先短い人生いつどうなるか判らないのに、この身が有る限り
色んな方と出会いたい、お喋りがしたいと一期一会を
大事にしたいと日々思ってます。人生を楽しく謳歌するには
積極的に旅行する事が大事ですよね、現実は、コロナ渦で儘ならぬ世の中では
有りますがゴーゴートラベルに参加して国の恩恵に少しでも絢かりたいと思ってます。