投稿画像
投稿者:小心者
10.〔剛性率 (1)〕 建物のある層に損傷が生じると、地震力は損傷を起こした箇所に集中して作用する性質があります。 地震力は、弱いものいじめなのです。 たとえば、上の図に示すように、固い層の途中に柔らかい層があると、建物が地震力を受けると、柔らかい層に変形が集中しやすく、その層が破壊を起こしがちになります。 これを防ぐためには、各層の剛性のバランスを考えてやらなければなりません。 剛性率は、そのような各層の剛性のバランスを表す指標なのです。 ☑ 当マンションはピロテイ形式ですが、大丈夫ですかね!?( ピロテイ形式のマンション ( No.40 ):http://rara.jp/royal_chateau_nagaizumi/page40) 〔剛性率 (2)〕 剛性率は、1.0に近いほどバランスが良いことを示しています。 設計では、各階の剛性率が0.6以上あることを確認します。
投稿記事
画像を拡大