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投稿者:滝 敏美
続いて,3次元運動解析で調整法の検討を行ってみました. 対象とする機体は小池先生の著書「フリーフライト F1B」に載っている入門用ライトプレーンにしました.この本では「右旋回上昇-左旋回滑空」の調整法が説明されています. 「右旋回上昇-左旋回滑空」に調整した機体の運動を解析した結果を添付します. わたしが製作した機体は重量約15g(FAI TAN SSゴム,3.2mm幅×2条を含め)でしたので,機体重量15gで計算しています.3.2mm幅×2条×320mmのゴムの巻き数は740回としてあります. 直径10mの旋回滑空をするようにラダーを固定し,機体軸に対してダウンスラスト 6.0度,右サイドスラスト 1.0度でうまく飛ぶようになりました.飛行時間は約80秒です. サイドスラスト角に対して運動が非常に敏感で,0.5度変えるだけで,うまく飛ばなくなります. この解析結果がどの程度正しいか実際に飛ばして検証する予定です.
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