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投稿者:藤吉功
本日の自然観察会の会場「西岡水源地」は、明治43年旧陸軍の上水用に月寒川をせき止めて造られ、戦後は市民の水瓶の一つとして利用されたもの。昭和52年都市公園として開放され、憩いの場、自然観察のスポットに。折から、ハリオアマツバメが水面をかすめ、上流部に形成された湿原には、水環境に適した動植物が生きています。 下見会から花々のご紹介です。イチヤクソウ科ヒトツバイチヤクソウ(写真1枚目)は、葉がほとんど退化したことに由来します。ツツジ科シャクジョウソウ(写真2枚目)は、葉緑素を欠く”菌従属栄養植物”で、キシメジ属(きのこ類)から菌根菌を取り込んでいるとか。和名「錫杖草」は、僧・修験者が持ち歩く杖(錫杖:しゃくじょう)に似ていることに由来。サクラソウ科クサレダマ(写真3枚目)は、和名「草連玉」です。
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