投稿者:T.M.@横浜
蜆の身まで食べるのは太宰流のお作法。
「蜆汁《しじみじる》がおいしかった。せっせと貝の肉を箸《はし》でほじくり出して食べていたら、(中略)
この貝は、食べるものではなかったのだ。蜆汁は、ただその汁だけを飲むものらしい。貝は、ダシだ。貧しい者にとっては、この貝の肉だってなかなかおいしいものだが、上流の人たちは、この肉を、
たいへん汚いものとして捨てるのだ。」
と太宰は書いてますが、
改めて調べると、蜆汁は身の方に「タンパク質,カルシウム,鉄,オルニチン」が残っているとのことです。
アサリのように大きな蜆なら簡単に身を箸でつまめるのですが、小さな蜆の身を箸でつまむためには、箸の使い方が上手くないとできないでしょう。
マナーとしてはどちらでも良いです。箸の使い方に自信なければ、身を食べない方が無難かな。
勝烈庵のかつれつ丼は、鎌倉店限定らしいです。
参考
https://dazai.or.jp/modules/novel/index.php?op=viewarticle&artid=111&page=5
https://39mag.benesse.ne.jp/housework/content/?id=79821
https://shijimibaka.com/blog/?p=546