投稿画像
投稿者:送発電施設奪還計画 2
【地球連邦軍ガードベルト基地司令室】 シルベスタ 「頼むぞ任務部隊・・・」 ブライト大佐 「優れたニュータイプでも初めて見る武器や予想外の動きには弱い・・・彼等ならやってくれますよ」 秘書モンロー 「相手方の戦力は強力ですが我々の持つ部隊から援軍を出さずによかったのですか?」 シルベスタ 「私や大佐には準備しておかねばならんこともあるのでな」 ブライト大佐 「下手すれば連邦は発電施設や洗脳された部隊その物を纏めて消しかねませんからね」 シルベスタ 「洗脳されているとはいえ連邦の正規部隊がこぞってテロ行為を行っている事が漏れれば連邦にとっては大きなスキャンダルになりかねんからな」 ブライト大佐 「しかし私はともかく将軍は宜しいのですか?上層部を敵に回しかねませんよ」 シルベスタ将軍 「中央から離れて宇宙で好きにやっている方が私には性にあっているのでね、今更中央で窮屈な思いをする必要が無いと考えれば丁度いいさ」 秘書モンロー 「はぁ、ついて行く上司を間違えちゃったかしら・・・」 シルベスタ将軍 「まぁ中央に居る奴らの好きにはさせんよ、その為のカードを幾つか握っている事だしな」 ブライト大佐 「ハッキングはあまり褒められた手段ではありませんが緊急事態ですからね、私も見なかった事にしておきますよ」 シルベスタ将軍 「そうして貰えると助かるよ、彼等に戦わせる以上我々も最大限彼等の為に動かねばならんからな」 秘書モンロー 「はい、中央の連邦高官のスキャンダルデータをプリントアウトしました」 シルベスタ将軍 「ありがとうモンロー君、では行こうか大佐」 ・・・こうしてシルベスタ将軍は連邦高官の弱みを盾に発電施設への大規模爆撃を止めさせた。
投稿記事
画像を拡大