投稿者:松本@GPF
今回の添付資料はサンケイカラー百科の昭和55年(1980年)5月号、最初のページ添付のモデルジャーナルから1年後のものです。
説明文は
「こいのぼりの泳ぐ大空に飛行機が飛ぶーーー自分で 作った飛行機を持ちより飛ばして楽しむ 「 紙飛行機を飛ばす会」が4月29日、東京・武蔵野市グリンパー 米軍宿舎あと地でありました。 工学博士の二宮康明先生が指導する集まりで、 6月8日 、7月13日 、8月 10日、9月15日 、10月10日にも同じ場所で開かれます。」
飛ばす会が毎月開催のなっています。
今回はカラー写真で周りの風景が良くわかります。
上段中央は広場の東隣接の都営団地、写真の部分は10年ほど前に取り壊されて現在は公園の延長部分になっています。
上段右は同じ都営団地とその北側の横長のビルは電電公社(当時)の研究開発本部と武蔵野電気通信研究所。
鯉のぼりを揚げたのはここを都から借用していた武蔵野市役所でしょう。
上段左と下段左・中は新築の都立武蔵野北高校、第1回の新入生はこの年の1月からこの場所で授業を受けています。
写真には二宮夫妻以外に知人が2人入っています。
上段中央の枡野邦夫さんは当時の同じ勤務先の先輩、中段左の飛行機の箱を広げている人は当講談社勤務だった岩田清光さん。岩田さんはこの頃から二宮さんの向こうを張って紙飛行機の本の発行を準備中だったようですーこの件は別途紹介します。
幾つかの写真を拡大してみるとかすかに見えますか広場は北側以は高いフェンスですが、南東西側は2メートルに満たない低いフェンスで囲まれていました。出入り口は今とほぼ同じ東北角、南中央と南西の大通り沿いの3ヶ所、利用可能時間は午前9時から午後5時まででした。