投稿者:ナイア
情報ファイル:開発品名・深層無意識接続装置「レガリア」
制圧した研究所で開発されていたデバイス
サイズはスマホより一回り小さいサイズ
これを部隊員が装備した場合、部隊員のそれぞれの深層無意識を接続し、装備者各個人の能力の最高値の部分で統一化、および互いの感覚・思考情報を共有処理する
これにより「各隊員の個人判断の行動が結果的に連携行動になる」「個をもってして群を成す」という状態になる
ただし「恐怖」や「痛み」等のマイナスの感覚は共有されない、先天的な特殊技能能力(ニュータイプ能力や超能力等)までは共有不可能
だがニュータイプが保有した場合、自身の空間認知能力とその技量等で他の隊員を「自己操作の不要なファンネル」のように運用することが可能になる
つまりエースパイロット1人と戦闘経験なしの人複数人を集めれば全員がエースパイロットと同じ能力と完璧な連携戦術を得ることになる
研究所から出撃してきたMS部隊が異常に強かった上に完璧な連携を取っていたのはこの為
しかも製造自体はそこまで高い技術を要しないためそこそこの技術さえあれば大量生産が可能
周波数の設定もでき変更することで混線することも無い
これがオープンソースとして発信されてしまったことでゲリラやテロリスト等、果ては企業でさえも簡単に入手できるようになってしまった
これにより世界は「優秀な人員を大量に育成する」から「優秀な人員一人さえいれば他の人員は誰でも良い」という流れに代わっていくことに
だが、押収した研究資料・公開されてしまったデータなどを精査しても「なぜこのような事が出来るのか」が証明不能であった
つまり「理論・原理はよく分からないが誰もが簡単に作れて誰でも気軽に使用できる」という状態
これがこの後の世界の在り方をどう変えるのか…
(ちなみにレガリアとは「王権・またはその象徴」を意味する)
なお当任務部隊は不審な点が多いと判断し「レガリア」の導入を拒否している
他の代行者もこの「レガリア」を自身の代行時に登場させてもOKです