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投稿者:滝 敏美
「ハイスタート発進」についての情報です. Zaicのグライダーの本(1944年出版)に書いてあるように,ハイスタート発進はドイツで開発されたグライダーの発進方法です.「カタパルト発進と曳航発進を組み合わせたもの」です. 日本では,1941年に出版された F. シュターマー,A. リピッシ著,碓氷東士訳, 「模型飛行機の作り方」で紹介されました.この本では,ドイツ語の「ホッホ・スタート」をそのまま使っています. 1954年出版の「最新 模型飛行機の事典」にも載っています. どの本にも書いてあるように,「弱いゴム」を使ってゆっくり上昇させるのが重要です. (「模型飛行機の作り方」と「最新 模型飛行機の事典」は,国会図書館デジタルコレクションで見つけました.) 普通は,目印と抵抗のためにペナント(布)をつけますが,わたしはスチレンペーパー製の三角柱を使っています.その理由は,ペナントがはためくため,抵抗が大きくなりすぎ,機体が高く上がらないからです.
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